Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

横浜サイクルスタイル2019(3)

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All Photo by inos

GIC Bikeさんもこのイベントではすっかりお馴染みとなりました。私の好きな小径車モデルを多く扱うブースですね。

Ultra Light Bikeシリーズは以前より当ブログでも何度か紹介しており、14インチや16インチの比較的リーズナブルな折り畳み自転車はトレンクルの存在を揺るがす勢いで人気を集めています。

昨年は確かこのイベントで16インチのCarbon8を試乗し、サイズ感はトレンクルと大差ないはずなのに、フレームの剛性感と走行性能の高さに驚いた記憶があります。14インチ比較でたった2インチアップがこれほど普通の自転車に近づくのかと。

そんなCarbon8、今年は展示されておらず代わりにひときわ目立っていたのがMiracle Lightシリーズ。

Ultra Light Bikeシリーズは毎年びっくりするようなモデルを形にしてきます。一昨年がカーボンモデル、昨年が14インチのE-Bike、そして今年はこのメッキフレームのMiracle Light。

アルミフレームの仕上げが一般的な塗装ではなくマジョーラカラーのようなメッキ仕上げなので、遠目に見てもやたらリッチな輝きを放っています。ゴールドのブレーキシステムとのコンビネーションはもはやオーナーによるカスタマイズモデルのよう。

肉抜きチェーンリングは見るからに軽そうですが、上り坂で立ち漕ぎしたら変形してしまいそうでちょっと怖いくらい。人間の脚力なんてこの程度の強度で耐えられるものなのですね。とはいえ試乗は加減しながら漕ぎました...。

既に市販化されているMiracle Light 6はこの仕様で6.9kg。トレンクルそのものですね。乗り味もそっくりですがハンドルポストの強度はこちらが遥かに上で剛性感もばっちり。

更にこの後Miracle Lightシリーズには16インチと20インチの多段化モデルが登場するそうで会場にも展示のみされておりました。発売前モデルのWEB掲載はNGとの事でしたのでここへの掲載は現行の14インチのみ。

OX BikeのPECO Bucchoも以前当ブログで紹介した記憶があります。12×3.0インチと言われる極太ファットタイヤが最大の特徴。何度見ても可愛いです。

既製品のリムを使うのではなく自社開発による製造過程は10kgものアルミブロックから1本400g弱の削り出し。つなぎ目の無いリムは非常に美しく多分剛性も高いのでしょうね。リムはともかくこんなタイヤが世の中に流通していることに驚きますが。

勿論試乗もOK。乗ってみて気づいたのはこの自転車にはちゃんとサスペンションが付いていました。見かけが小さいので気づき難いのですが、走っていると一応ショックを吸収している感じはしました。いかんせんストロークが小さいのでMTBのソレみたいな感じではないです。むしろフレームがしなって吸収しているようにも感じるくらい。

良く見るとこのBuccho、ディスクブレーキなんですね。タイヤ幅が広いのでアーチ形は無理にせよVブレーキでも対応できるそうですが、せっかくの美しいリムを傷つけたくないですからディスクが最適かも。しかしタイヤに見合った小さなディスクですね。

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