Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

横浜サイクルスタイル2019(5)

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All Photo by inos

ごくたまに、オートバイやスクーターにオーディオ装置をつけて走行中にスピーカーから音を出しながら気持ちよさそうに走っている姿を見る事がありますが、こちらはなんと自転車のフレームに装着するBluetoothパワースピーカー。

見た目がなんともスタイリッシュで良いですね。遠目に見つけた時は超大容量のモバイルバッテリーかと思いましたが、近づいてみるとトランスポートコントロールのボタンが見えたのであーなるほど...という感じでしたね。

ただ、この取り付け方だと本体の重みと走行中の振動でくるっと回ってしまいそうな気がしますが、そこらへんはラバー素材などで回転しないような工夫がされているのでしょう。

日本はあまり音を出しながら公道を走るという文化がありませんが、海外では案外こういうスタイルがかっこいいのかもしれません。

実物をまじまじと見ていたらショップのスタッフが声をかけてくれて、これはKnogというメーカーの製品で、LEDライトから派生したパワーバンクと呼ばれるモバイルバッテリーを利用したスピーカーであると説明してくれました。

KnogのPWRシリーズは上の写真にあるようにパワーバンクと呼ばれる3種類のモバイルバッテリーを核とするシステムライトで、LEDライトのヘッド部分とバッテリー部分を自由に組み合わせ可能。

パワーバンク部分はそのまま使えばUSBのモバイルバッテリーですからスマホやサイクルコンピューターなどの充電に使用でき、ライトヘッドをつければライトとして、先ほどのスピーカーに装着すればオーディオ用電源として機能するマルチユース設計。

確かに近年は自転車も細々と電源を必要とする小物が増えましたから長距離走るような場合はモバイル電源を持参する事があります。

しかし例えばスマホの充電用予備電源としてバッテリーを持ち歩くというのは重量増の観点からなるべく避けたいもの。そこでこうしたライト用バッテリーがモバイル電源として使えるなら装着場所も含めて非常に重宝すると思います。

時に超強力なライトが欲しければこんなふうにバッテリー部分とライトヘッドをセパレートにしてレイアウト可能で、このヘッドならなんと2000ルーメンだというのですから、車のロービームに匹敵する明るさという事ですね。街中じゃあむしろ恥ずかしくて使えないというか苦情が来そうです。

これらのバッテリーとライトの組み合わせ、すぐには欲しいと思いませんがバッテリーを自転車に自然な感じで搭載するアイデアは参考にしたいところです。

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