Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

流石にオフィシャルグッズの完成度は高い

, …
By
All Photo by inos

”FLOWERS by NAKED 2018 輪舞曲 ” の会場出口はグッズ販売コーナー。イベントに感化され興奮気味に出てくるとここでの誘惑に勝てる人は少ないと思われ...。

Aさん:「うわぁ〜キレイ、え、これいくら? 2,500円かぁ。たか・・・」

Bさん:「あら2,500円なら安いわねぇ、あなた買っていったらいいじゃない。明日も元気とは限らないんだから買える時に買っときなさいよ・・・」

どこかのおばちゃん二人のこのようなやり取りが私の隣で繰り広げられなかなか面白かったです。世の中にはいろんな人がいますしその数だけ価値観もありますが、少なくともこうしたイベントに参加した人同士の間には何処か共通する感覚が生まれるのだと思います。そしてそれを何か形にして持って帰りたい...その手助けをしてくれるのがこうしたグッズなんだろうなと。

私が自宅でテラリウムを続けているのもそんな理由で、連休に大自然の中に旅行したりして最高の癒しを感じてくると、ずっとそこにいたい、帰りたくない!みたいに思うじゃないですか。でも大自然を持って帰る事も出来なければずっと居座るわけにもいかないので、せめて自宅でそれを感じられる...あるいはそれを思い出せるようなものを置いておきたい、それならお手軽サイズのテラリウム。それに近い感覚かなと。

ハーバリウムが急激に流行し始めたのは昨年の事。これまで可燃性のオイルでしか標本が作れなかったところに、誰が扱っても安全とされるミネラルオイルやシリコンオイルが広く流通した事で、最近は猫も杓子もハーバリウムって言うくらいどこへ行っても見かけるようになりました。流石に物珍しさは無くなって、またか...って感じは否めませんけど。

しかしここ最近はそのハーバリウムも次の段階に進みつつあるのかな? そんな事を感じる製品が増えてきましたね。今回このイベント会場でしか入手出来ないとされているhikkaさんのハーバリウムは実に色鮮やか。プリザーブドフラワーを用いるアイデアは他でもよく見かけますが色のバランスが良いですよね。そして何より花が大きい事に驚きます。バラの花やヒイラギの葉がそのまま入っていますがどう見てもビンの口より大きい...。生花と違ってプリザーブドフラワーやドライフラワーは無理をして挿入すると崩れそうなものですが上手く作ってますね。

また、一つ購入してみようかな?と思わされたのはリキッドキャンドル。リキッドキャンドル自体は理科の実験で使用するアルコールランプと同様ですが、そこにボタニカルを組み合わせハーバリウムキャンドルみたいな感じで仕上げてきていました。これ間違いなく次の流行ですよね。見て楽しむだけじゃなく火を灯して癒されるとか、リキッドの中にアロマを仕込めばリキッドアロマキャンドルになるわけで、ボタニカルとキャンドルを一番簡単に組み合わせられます。

最近少しずつ分かってきたのですが、こうしたアイテムが流行るかどうかは、専門知識無く誰でも簡単に手を出せて、買うだけでなく自分のアイデアで手を加えられ、満足度の高い結果を得られるか! その辺りにあるような気がしています。そういう意味ではリキッドキャンドルはハーバリウムの次のスタイルだろうと...。

で、そう考えたらここで買うまでもなく自分で気に入ったものを作れば良い!と気付いたのでアイデアだけ参考にさせて頂く事にしました。

あのおばちゃんは結局買って帰ったんだろうか...と今も少し気になっています。

  

コメントを残す

*
*
* (公開されません)