Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

少し寂しい進化

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All Photo by inos

代官山の蔦屋書店T-SITEにあった北村写真機店が今年閉店したと以前どこかのニュースで読みました。

どちらかというとカメラ女子に人気がありそうなお洒落なショップで、ゆるいフィルムカメラからごりごりのデジタルライカまで、実用よりもアート方向に寄せた展開を見せていた印象です。カメラだけでなくプリントや自分だけのアルバム作成、ファッション性の高いストラップの取り扱いなど、自由が丘のポパイカメラを少しモダンにした感じでしたから、何か購入しないまでも代官山に行ったら立ち寄ってみるだけでオモシロイお店でした。

北村写真機店に限りませんが2000年代に入って街のカメラ屋さんというのは激減しましたよね。フィルムからデジタルになり、フィルムそのものを購入する必要がなくなったのと同時に印画紙へのプリントの需要が減ったことが一番の要因だと理解しています。

カメラ人口はむしろ何倍にも増えているわけですからカメラそのものは売れているはずですけどね、アフターマーケットが成り立たなくなっているという事で。

機械の塊だったカメラも今は電気製品ですから家電屋さんで売っているのが普通ですよね。今カメラ屋さんが商売として成立するのは冠婚葬祭と学校の集合写真とかでしょうか。街のカメラ屋さんが減った事は少し寂しいですね。

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