Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

新型ジムニーの足回り

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All Photo by inos

走行距離はまだ数百キロ程度のものですが、少しずつ運転にも慣れてきてこの車の癖みたいなものが分かってきましたので今日は主に足回りについて書いてみようと思います。

直前まで乗っていた車がコイルスプリングを持たないClassic MINIだったという事もあり少々偏った内容となります事ご容赦頂ければと。

まだダートは殆ど走っておらず走行の中心は舗装路メイン。しかも慣らし期間中という事もあり急が付く運転は皆無という前提で言うなら、ジムニーの足はしなやかだけれどショックの減衰力が低すぎてスプリングに負けているという印象です。

恐らくダートやクロカンのような荒れた路面でゆっくりとストロークさせるような動きを考慮してのダンパー設定かと思いますが、舗装路で突発的な入力があった直後に高めの周波数で振動が残る傾向があり、スプリングレートに対するショックの柔らかさが顕著です。

スプリングが柔らかすぎるのではなくショックの減衰が弱すぎる...。ショックを強めないと揺れが収まらないという事はつまるところ車重に対してタイヤが重すぎる...バネ下が重すぎるという事でしょうね。

だからといって調整式ショックを入れて硬く設定すれば今度はイニシャルの突き上げ感が強くなるのは目に見えていますから乗り心地悪化は避けられないでしょうね。大きな動きには柔らかく小さな動きには硬くなるようなショックが見つかれば無駄な揺れをある程度吸収できそうに思います。

今年のオートサロンでビルシュタインが純正スプリングに組み合わせるタイプのB6ショックアブソーバーを展示していたのを思い出しましたが、もしかすると上記目的で設計されているんじゃないかと今更ながら思いました。

純正タイヤでこれですから更に大きなタイヤなど履いたら余計に揺れが収まらない!って事になりそうですね。

あ、今日の写真を見て一般的な車と何か違う!と気づいた方もいるかもしれませんが、ジムニーのブレーキキャリパーってアップライトの上部についているんですよね。一般車のように前や後ろについていない理由としては、深い水の中に入った際にもちゃんとブレーキが効くように!という事らしいです。パープルマジックを使っていないのでまだ亜鉛メッキでピカピカです。

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