Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

新型ジムニーのヘッドレスト置き場

By
All Photo by inos

 

愛車ジムニー納車後の走行距離はまだ600km程度。走る事より磨いたりプチカスタマイズをしたり、ジムニー生活のスタート準備期間といった感じでまだまだ本格始動は出来ていないですが、たった600km走行とはいえ自分なりの統計で後部座席使用頻度を振り返ると、座席として使うよりシートを倒してフラットな荷室として使う用途のほうが圧倒的に多い事が分かりました。

シートを起こした座席のままでも手荷物くらいは載せられるんですが、シートベルト着用警告が鳴ってしまったり、少し大きめな荷物を載せる時は結局フラットにしますから、それなら常にフラットのほうが具合が良いなと。

そこで一つ問題が出てきます。それは後部座席をフラットにするにあたり座席から取り外したヘッドレストの収納場所の確保です。荷室に無造作に置いておくには案外嵩張るのと、金属のロッドが危ない気がして。

この数週間は仕方がないので後部座席の足元(実質運転席と助手席のシート下)に収めていたのですが、それもまだ新車で綺麗だから許されるものの、今後後席に人を乗せるような事があれば足元は徐々に汚れていくはずでそこにヘッドレストを収納するのは衛生的にちょっと...。

と考えていたところに ”NEOPLOT ヘッドレストホルダー” なるものが発売されたので早速購入して取り付けてみました。助手席後部に取り付けられた黒いハンガーみたいなものがソレ。

どうですかこのスマートな収納。ホルダーにはヘッドレストのロッドを通す穴が準備されており、2つのヘッドレストをそれぞれそこに通すことでこのようにピッタリ収める事が出来ます。ロッドの先は助手席シート裏にもともとあるポケットに入れる事でヘッドレストの無駄な回転や振動を抑える事が出来、走行中に異音が発生するようなこともありません。

アイデアが素晴らしいのは勿論ですが、その収まり具合、上下左右のポジションが実に美しい! 純正オプションにあってもおかしくないくらい自然なデザイン。

ちなみにこのホルダーは助手席ヘッドレストの根元に固定しますが、高さ調整用のプラスチックパーツとシートの隙間に取り付けるため、助手席ヘッドレストを取り外してしまってもホルダーが外れる事はありません。よく考えられています。

横から見た場合も、無駄に奥行きを取ってしまうこともなく助手席背面に沿うように綺麗に収まっているのが分かります。これであれば荷室に荷物を積み込んでも邪魔になることはありませんし、荒れた道を走っても枕だけが車内をコロコロ転がることもないので安心です。

また、ヘッドレストを収めたまま助手席をいっぱいまで倒し車内をフルフラットにした場合も、フロアに接触することなく絶妙なクリアランスをキープしてくれます。

JB64Wジムニー用のヘッドレスト収納アイテムとしてはこの他に後席脇のひじ掛けあたりに取り付けるブラケットが2種類ほど商品化されていますが、そちらの場合リアスピーカー開口部を塞いでしまったり、高さ調節が微妙でひじ掛けにロッドが当たりそうな雰囲気でしたので、私は助手席にセットするこれをチョイスしました。

同メーカー製品にはこの他に、助手席ヘッドレストを外した際にそれを運転席後部に収めるブラケットも販売されていますが、私的に前席2つのヘッドレストは、フルフラット時に出来る運転席と助手席座面の低さを埋めるためのアンコとして使うので行き場に困ることは無さそうなんですよね。ですから後席ヘッドレスト格納用のこのホルダーだけで充分かと。

あえて難を挙げるなら、後席に人を乗せて追突事故でも起こした場合はこのホルダーにもろに顔面をぶつける事になるでしょうから安全面でちょっと疑問がある事と、鉄で出来ているようですから錆びそうな気がして。ステンレスやアルミだったら最高だったかも。予防としてシリコンスプレーを軽く吹きかけてから使用しています。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)