Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

入間航空祭 2019(1)

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All Photo by inos

3連休の中日は入間航空祭へ。前日に行われたMONSTER JAMの会場であるネットライフドーム(西武ドーム)からは車中泊を利用して直接入間基地へ入りました。何しろ日本一来場者数の多い航空祭と言われており、20年ほど前に行った際も大変な人でごった返した記憶がありましたから早朝から行動できるようそのような段取りというわけ。結果的に朝6時の時点で近所の駐車場は満車。私はギリギリ停めることが出来ました。

実家の父親が飛行機好きだった事もあり航空祭は子供の頃から何度か見たことがありましたが、今回は久しぶりに大人目線で見てみたいなぁと思ったのがきっかけ。実は昨日まで掲載したMONSTER JAMは思うような写真が全然撮れず、かろうじて単純な記録にはなったものの完全なる不完全燃焼。だから日本一来場者の多い航空祭ならではの写真を撮ってみたいという気持ちもありました。

駐車場からイベントが行われている基地内の滑走路までは2km近く歩きましたが徐々に来場者が増えてくることでテンションが上がります。そして最初に視界に飛び込んできたのがこちらYS-11。今となっては貴重なプロペラ機というだけでなく、実家の長野(南部)の最寄りだった松本空港にやってくる最大サイズの飛行機だったという特別な思い出もあり、私にとっては特別親近感の沸く機体なのです。ああ懐かしいなぁと。

1枚目の写真にあるとおり、この機体は4枚ペラのシルエットが特別美しく真正面から眺めると最高にカッコイイです。プロペラをちゃんと直立で止めているあたりが憎いですね。

大混雑する基地内。もうどこが通路でどこが見学スペースなのか分かりません。だから通行するにも歩く場所が分からず当然すれ違いは至難の技。仕方がないので人々が座っている隙間をすり抜けるように歩いていくわけですが、当然座っている人は通行人が邪魔で展示物など見れませんし、時には踏んだ踏まない!とか、引っ掛けた引っ掛けない!で揉め事も起きる騒ぎ。遊びに来ているはずなのに嫌な気分になって帰るのだけは避けたいですね。

情報によればこれでも近年稀に見る来場者数の少なさらしく、12万5千人という数字が発表されました。ここ10年でいちばん多い年は30万人オーバーとなったらしいですから人口密度はこの倍という事になります! 人混み嫌いな私にはこれくらいが限界です...。

この辺りの写真が一番好きです。単純に飛行機を撮るなら望遠レンズで大空を狙えば良いですがそれでは入間航空祭らしさが出しにくいですからね。絵葉書やカレンダーを買えば良い話ですし。私が見たのは12万5千人が訪れた2019年の入間基地。そういう写真を残したかった...。

大人が飛行機に夢中になる間、子供には子供のイベントの思い出があるんだろうな...そんな事をファインダー越しに考えました。

どことなく北を思わせる瞬間がありました。戦闘機って単体で見るとカッコイイですが、近年のアメリカ、北朝鮮、韓国あたりを見ているとちょっとそういう一方的な目線で見ていてはいけないような気がしてきます。いつまでもこんなふうに憧れの飛行機の代表!みたいな存在であってほしいですね。

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