Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

TOKYO AUTO SALON 2023(2)

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All Photo by inos

日産がこのオートサロンでGT-Rの2024年モデルを発表するという噂は聞いていました。2023年1月のイベントなのになぜ2024年モデルなのだろうと疑問を感じつつ...。

ステージ上には確かにありました。多くの観客に囲まれて順路を辿らなければ近づけませんでしたが、やはりその存在感は日産にとってもモータースポーツファンにとっても特別なものなのでしょう。悠に5台以上展示できそうなステージにはGT-Rプレミアム・エディションモデルとGT-Rニスモ・スペシャルエディションの2台が贅沢に並び、一般ピーポーには手の届かないであろう特別なオーラを出しているようでした。

特にニスモエディションはフロントマスクだけで250万円とも言われる高級カーボン素材で固められているのですからお値段は想像以上のはず。どれくらいになるのでしょうね? 3,000万円くらいでしょうか?

なんだかよく分かりませんでしたが、ひとまず撮影だけしてきたこの車。ROOXのコンセプトモデルらしいですが何やら内装がオールホワイトで本革っぽく随分ラグジュアリー思考な佇まい。第一後ろに引っ張っている小型のキャリーは何だ?

調べてみるとこの車、後ろのキャリーにはアップライトピアノが搭載されており、出先で音楽を奏でることが出来るんだとか。え、どういうコンセプト? どうやらウェディングシーンなどで娘がお父さんに音楽を送ったりする...そんなシチュエーションにマッチするようデザインされているんだとか。

ほうなるほど、とは思いましたが、それならせめて車内のシートは2シーターくらいは必要な気がしましたね。車の中で贅沢にくつろげるのが一人じゃお父さんだけ満足そうに乗っていて、お母さんはどこへ? となりそうな。まあコンセプトモデルというのはアイデアを形にした展示でこうしたモデルが市販されることってまずないですから心配ないですか。

昨年登場し、注目を浴びた日産SAKURA。軽自動車規格の電気自動車ですが、改めて見るとなかなかスタイリッシュにまとまっていて気になる車ですね。エクステリアもインテリアも電気自動車だからと特別なことはなくエンジンの車から乗り換えても違和感がない感じでした。

フロントグリルだけは穴が空いていない一枚もののパネルなのは電気自動車の特徴、しかしこれ砂埃がついたまま拭いたりするとすぐに磨き傷が付きそうですがどうなんでしょう?

これはSAKURAに限ったことではなく最近の日産車に言えることですが、このフロントエンブレムかなり良いと思います! 何がって、車のエンブレムってメーカー問わずその殆どはキラキラのメッキ仕上げですよね。ジムニーだって例外ではなくスズキのSマークはキラキラのピカピカです。

メッキパーツがあまり好きでない私からするとなぜ車のエンブレムって猫も杓子もメッキ仕上げなのか理解ができません。その点、日産の最近の車はこちらのマットグレーなデザインが採用されています。この仕上げは落ち着きがあって大人っぽくて最高にカッコイイじゃないですか。

その他日産ブースでは新旧のフェアレディZを並べて展示していました。この時代のフェアレディZって西部警察で有名になった形ですよね。今頃そんな話をしても西部警察をそもそも知らない世代の人も多いかもしれませんが、昭和を生きてきた我々世代からするとフェアレディZが活躍するドラマNo.1なのです。

同じ型のフェアレディZは日産以外の展示スペースでも見ることが出来ました。こちらはカスタムモデルになっているのでバンパーやサイドスカートの装着で随分ボディサイズが大きく見えましたね。

フェアレディZといえば直6エンジンというイメージが強いですが、この頃のモデルも直6を積んでいたんでしょうかね? このロングノーズボディの理由はやはり全長の長いエンジンを縦置きしていたからなんでしょうか。今じゃこんな車なかなかお目にかかれませんね。

その他、旧車という意味ではENDLESSブースにもフルレストアされた数台の旧車が展示されておりました。確かENDLESSは以前も数台の旧車をレストアして展示していたと記憶していますが、最近はブレーキパットだけでなくレストア事業なども行っているのでしょうかね?

この辺りの展示車両に「いいねぇ〜」と興味を示すのは、やはり車の歴史を知っている世代が殆どですね。どちらかというと私もその一人でした。

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