Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

入間航空祭 2019(2)

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All Photo by inos

航空祭ですから飛行機だけでなくヘリコプターの展示も充実しています。昭和生まれの私にとってヘリの王者といったらやはりこれバートル。バートルって昔のボーイング・バートル社の名前で実際機体そのものはアルファベットと数字で表す機体番号で区別されているようです。今回展示されたのはCH-47という機体。

よく見るとこのバートルも何世代かモデルチェンジしてきているようで、ボディが少し流線形になっていることに気づきました。昔の記憶では機体両サイドの引込脚部分がもっと立体的に飛び出していたましたからね。何かと改良されているのでしょう。

このヘリの特徴は何と言ってもそのパワー。昔は ”戦車を運べるヘリ” と噂されましたが、いささかそれはオーバーにしても、この機体であれば10tくらいの重量物は運べると言いますから、ざっと計算して車10台くらいは持ち上げられる計算ですね。すごい。

機体そのものもカッコイイですが、それに負けないくらい人気があったのがこの自衛官さん。広角レンズで煽って撮っていますから体型がだいぶ太く見えていますが、実際はすらっと背が高く、それでいて体はガッチリしていて顔が小さい...。男の私でさえすれ違った瞬間に振り返りましたからね。自衛官ってモテるんだろうなぁ。ここに立つ直前まで多くのお客さんに写真撮影を求められて対応に追われておりました。

いくつかの展示機は内部の見学が出来るよう大々的に公開されていました。昔は私もこうした機体内部をじっくり見てきたものですが今回は外から眺めただけで満足。どの機体も長蛇の列が出来ており一体いつになったら自分の番が来るのか...という状況ですからね、その列に並んだら空を飛んでくれるとかいうなら頑張りますけど!

家族連れで子供が一緒に来ている!なんて時には思い出作りに並んでみるのも良いかもしれません。

このどっしり感がたまりません。空を飛ぶ乗り物はこれくらいグラマラスなほうが存在感があるような気がします。ぱっと見はかなり強力な戦闘ヘリという印象ですが、実際は人命救助用の救難ヘリ。そう聞くと急に優しさを感じるのは不思議です。カラーリングが良いですね、とても似合っています。

救助訓練の様子も実演されました。写真なので既に救助が行われていますが、実際はこのヘリが飛んでくる前に救助者を探すための飛行機が飛んできて場所を確認した後ヘリに場所を知らせるんだとか。初めから直接ヘリが飛んでいけば良いような気がしますが、多分ヘリの燃料は救助に使いたいからで、救助者の場所特定には燃料消費効率に優れた飛行機を使うという事なのでしょうね。

航空機マニアでなくても知る人の多いコブラ。戦闘ヘリと言ったらコブラかアパッチ、それくらい有名ですよね。これも細かなモデルチェンジはあるにせよ昔からほぼ変わらぬシルエットで人気ですよね。

はっきり言って「太っている人は乗れません」。その理由が下の写真。なぜこんなに細いのでしょうね? 恐らく空中戦になった時に敵の攻撃から身を守るため極力細身に作られているとか...。空気抵抗を少なくして高速で飛ぶ!のかもしれません。でも確かコブラは超低空を飛びながら地上の敵を攻撃する...そういう役割だった気がしますから想像はハズレでしょうね。

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