Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

横浜キャンピングカーショー2022(6)

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All Photo by inos

こちら、今回のイベントの大本命?と思われる車両。トヨタモビリティ神奈川のタウンエースバンをベースにしたデモカー。会場内でも一際注目を集め、常に人だかりが絶えなかったブースです。私も今回のイベントで見た車の中で一番印象に残ったモデルでした。

遠目に見てもなんだか可愛らしく、商用車で地味な印象のタウンエースがこんなにポップでおしゃれに生まれ変わるなんてちょっと好感持てるじゃないですか! なんと言ってもこの2トーンのカラーリングがとても可愛い!

展示の見せ方が上手かったのかもしれませんが、会期中どのタイミングで立ち寄ってもご覧の人気ぶり。詳しく話を聞きたくてもスタッフは誰かしらとコミュニケーションをとっていて順番待ち状態。

その人気の秘訣は一体どこに? 出来る範囲で細かく内部を見てきました。

ハイエースと比べたら全長がかなり短い車だと思いますが、車中泊時の居住空間は十分広々確保できているのが特徴です。二人で過ごすなら一番実用的なサイズってこれくらいじゃないか?と率直に思いましたね。

後席はキャンピングカー仕様の専用シートに交換されているため対面式のシートレイアウトを実現しています。軽自動車にこだわらずこのクラスを視野に入れればこんなにも理想的な空間が手に入るのですね。勿論、シートはフルフラットになるのでそのままベッドスペースにも早変わり。

車両後方には取り外し可能な専用テーブルを設置でき両サイドテーブルと繋がることでコの字型テーブル形状となります。料理の際には材料を置いておけますし、時には不要な荷物をここに載せておくような使い方も可能でしょう。

この車にはオプションのルーフテントが取り付けられていました。車内空間とは完全に独立しているため、車両のルーフに穴は開けられていませんが、ルーフテントって使わない時は取り外しておきたい場合もあるでしょうから実際はこういうオプション設定の方が使い勝手が良いのかもしれません。

この日は集まった子供達が入れ替わり立ち替わりここへ上って遊んでいました。そうそう車中泊ってそういうワクワクがあるんですよね。

車内換気も抜かりはありません。専用オプションの窓用4連排気ファンによって大量の空気を効率よく車外へ排出することが可能です。こうしたファンをポータブル電源などで動作させた場合にも消費電力はそれほど大きくなくびっくりするくらい長時間使えるのがメリットですね。エアコンがあれば最高ですが駆動時間の関係でこちらが現実的という考えも...。

オプションでギャレーも選択可能。小さいですが見た目が実に美しいです。ただし冷凍冷蔵庫と搭載場所が同じなのでどちらかのオプションしか選ぶことができません。いやぁどっちでしょうね、この位置であれば縦長の冷凍冷蔵庫の収まりが良いですから多くの人はギャレーよりも重宝しそうな気がします。

流石に会場で一番注目されたモデルとあって既に6人が成約済みになっておりました。なんたってそのお値段にインパクトがありますからね。この価格は電源など全てのオプションが含まれていないベース車両+キャンパーパッケージのみですから、タウンエースの後部座席がキャンプ仕様にアレンジできるだけなんですよね。

今日掲載している全てのオプションを入れると500万円オーバー。まあ現実はそうなりますよね。

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