Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

東京モーターショー2019(3)

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All Photo by inos

ジムニー オーナーとなった事で俄かに親近感を感じるスズキブース。はっきり言って高級車とは無縁のメーカーながらこの規模で展示したのは頑張りましたね。軽自動車大国日本だからこそ...でしょうか。

アットホームというかフレンドリーな感じが踏み入れやすくとても良かったと思います。

しっかりコンセプトカーの展示も行われておりました。手前の車何かに似ているような似ていないような...。それが何だか思い出せませんが、これまた親近感の湧くデザインだと思いませんか? すごーい!じゃなくて可愛い! という感想がスズキらしいのです。

WAKU SPOと呼ばれるこちらの車、実際のデモを見ていないので何とも言えませんが、後部座席後方が迫り上がったり沈んだりしてステーションワゴン風のスタイルにもクーペにもなるという変形する車というコンセプトとの事。実用化はどうなんでしょうか?

私が魅力的に感じたのは自由変形ではなくこの近未来的なシート形状。こんなシート売っていたらレカロシートより人気出ちゃうかもしれませんね。どう見てもリクライニングとは無縁ですが、ホールド感は最高でしょうし重量も軽そう。デザインが良すぎてスズキっぽくないと言われれば確かにそんな気もしますが...。

こちらはHANAREと呼ばれるワンボックスカー。走るリビングルームみたいなコンセプトでしょうか? でも決して高級思考ではなくもっと広い使い道で考えられているようで、昨今はアウトドアブームで企業がキャンピングカーを使って大自然の中で仕事をしたりする時代。この車は未来のアウトドアスタイルを見据えたスズキの新たな提案なんでしょうね。

こちらはもっと現実的な車両展示。ハスラーも既に発売後数年が経過しそろそろモデルチェンジが噂されていた頃。あくまでコンセプトとしながらもこの完成度は市販化間近の新型。

これだけ見ていると現行ハスラーと何が違うんでしょ?という感じですがグリル周辺のカラーパーツの使い方が少々変更されている気がします。でも基本的にはキープコンセプトですね。初代が爆発的人気となりましたからこの車のモデルチェンジはメーカー側も相当ハードルが高いですよね。

酷い悪路を走らないのであればジムニーよりずっと実用的な車だと思います。

確か2年前の東京モーターショーの時、私は新型ジムニーの発表を期待してこの場に足を運んだのを覚えています。そしたらジムニー のジの字も無く、当時発売直後のクロスビーばかりが並んでいて、更には月面レースを行う無人車両なんぞ見て帰った記憶があります。まさか2年後にはこの頃発表すらされていなかったジムニー に自分が乗る事になるとは...。

勿論今年のモーターショーには岩を乗り上げ少しやんちゃな感じでイメージカラーであるイエローの現行ジムニーが展示されておりました。どちらかというと海外からの来場者がここで記念写真を撮っていましたね。海外でもそれなりに人気なんでしょうか。

巷で噂される5ドアモデルなどの展示はありませんでした。個人的意見としては5ドアは単なる噂で世には出てこないだろうと思っています。全長が長くなる事で走破性がスポイルされますからね、走りを制限されたジムニーってメーカーポリシーとして出さない気がするんですよ。

どこのブースへ行ってもこうしたグッズ販売コーナーが大盛況でした。実車はすぐには購入できなくてもグッズ程度なら価格的に手が出ますし、既に車を所有しておりしばらく買い換える考えのない人にとっては、新型車両やコンセプトカーの展示より、自分の車に関係するこうしたグッズの方が興味がある...そんなところでしょうか。

私もジムニー ロゴ入りの緑色の折り畳み椅子に一瞬心が揺れましたが、本当に使うだろうか?と冷静に考えその場では我慢する事に。他にもTシャツやトレーナー等も販売しておりました。こういう場ではどれも少し魅力的に見えてしまうので危険です。

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