Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

東京モーターショー2019(4)

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All Photo by inos

メルセデスベンツのブース。何だか立体的な造作でこの付近だけ少し近未来的な感じに仕上がっていました。とは言えモーターショーが幕張メッセで行われていた頃は大手メーカーの中には2階建のブースなどもあってアドベンチャー感覚満載だったんですが、近年は予算削減の波が押し寄せているのが目に見えるくらい各社とも平置き展示ばかりですね。

それでもベンツはこんなふうにかろうじて出店しておりましたが、今回の東京モーターショーにはBMW、ポルシェ、フォルクスワーゲン他海外ブランドの多くが不参加で、例年になくインパクトに欠ける展示会となったことは否めません。

若者の車離れ...それ以前にこの辺りの車は年齢に関係なく誰でも手に入れられるわけではない車種だからして、皆が ”高嶺の花” 的存在を承知で見ています。ましてそれがコンセプトカーだったりすればこれが宇宙船と言われても違和感のない距離感。もし市販化されたとして世界中で何人が手に出来るのか些か疑問です。

無くなりそうで無くならないSMARTブランド。ディーゼルエンジンへの取り組みは以前から行われていた気がしますが、この時代であれば当然EVですよね。

このサイズ感のEVであればなんだかバッテリーも長持ちしそうですし、ちょっとお買い物にEVカーで...という気軽さにうまくハマっている気がします。しかしハイブリッドではなく100%EVって日常的にバッテリー残を気にしなければならず常に落ち着かない気がしますね。

日本でもEVカー用の充電ステーションを道の駅やサービスエリアなどで見る機会が増えましたが、そもそも自宅で充電するには家庭用コンセントから電源が引っ張れる範囲に駐車場がないとチャージは難しいですよね。私のように自宅から離れた場所に青空駐車で停めているような人は自宅でのチャージが出来ない事になりますからその都度近場の充電ステーションまで足を運び、フル充電まで待たなければなりません。ちょっとそこがね...。

ベンツの近くの展示だったため先入観でここもベンツのブースかと思いましたが、よく見たら日本のLEXUSでした。TOYOTAとLEXUSが分かれた当時はこのブランドは大変注目度が高かったですが近年では経営が苦しいと噂で聞いた事があります。まあでもモーターショーに出展できているくらいですからまだまだ余裕はあるんでしょう。

しかし展示されているこの車、全くレクサスっぽくないけれど...。

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