Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

群馬の山を見に行ったら、予想外の収穫

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All Photo by inos

週末は東京ではないどこかへ。 今週は再び群馬を目指しました。ちょうど1ヶ月前には荒船山を訪れたところですが群馬にはまだまだ魅力的な山が沢山ありますからね。最近の私は群馬の山に魅了されているのです。

今回目指したのは妙義山。日本三大奇景のうちの一つに数えられる特徴ある山容は圧巻。これだから群馬ドライブはやめられません!ちなみに日本三大奇景の残りの2つは大分県の耶馬渓、香川県小豆島の寒霞渓だそうです。いずれどちらも訪れてみたいですね。

妙義山は白雲山、金洞山、金鶏山の三峰からなるそうですが、またそこに数々の有名な岩が点在しているため、もはや私のような素人にはどの山をどう見たら良いのかチンプンカンプン。そしてこれらの山は見る角度により全く異なる表情になるためガイド無しには正確な情報は得られませんね。

こと私に関して言えば、それらの山を正確に把握する事が目的ではなく芸術的な自然の造形美を堪能できればヨシ!ですから、好きなものを好きなように見てくるのです。登山でもするのなら話は変わってきますけどね。間違って隣の山に登ってしまっては困りますから。

群馬にはこうした鋭い岩で出来た山が数多くありますが、おそらく他の土地には無いような珍しい種類の岩なんでしょうね。雨などによる風化がここまで特徴的な形を残すのですから硬いところと柔らかいところがはっきりしているとか...。

深夜、愛車ジムニーでウトウトしていたらすぐ近くに同色のジムニーが停まっている事に気づきました。よく見ると脇には大型の天体望遠鏡が...。すぐさま駆け寄って色々お話しさせていただきました。昨夜は半月期でしたから西の空には結構明るい月が出ていて天体撮影には不向きでしたが、果敢にもオリオン座の大星雲と薔薇星雲を狙っていましたね。

Vixenの本格的な自動導入赤道儀と反射望遠鏡の組み合わせ、接眼部にはIRフィルター改造をしたNikonの一眼レフを搭載し、勿論ガイド撮影。私の目には夢のようなセットに映りました。まずはシリウスでフォーカスを合わせ、コントローラーから薔薇星雲を選択すれば望遠鏡は天文台のそれと同様にウィーンと自動的に薔薇星雲へ...。ガイド撮影は明るすぎない星をターゲットにする方が精度が出しやすいとか、空の状況に応じたフィルターワークとかあらゆるテクニックを教えてくれました。

先日私が検証をしていたセンサー熱ノイズ対策についてはNikonカメラの場合撮影後1分のブランクをおく事で大体改善できるとの情報も頂き、私の天体撮影を安定的に行うための良いヒントになりました。

天体ファンって結構孤独なところがあって、撮影中は常に自分との戦いとして集中しますから、好きもの同士集まって情報交換とかってあまりしないんですよね。だって顔を合わせるとしたらいつも深夜なわけで、そこで「いつも来てますね!」みたいな会話はないわけです。真っ暗で相手の顔見えませんからね。でも今回は私が声をかけた事であちらの方も随分嬉しかったようでお互い知っている情報を出し合いながら撮影を行い、気がつけば気温1℃の中、私は寝巻き1枚で1時間以上も一緒に撮影談義をしておりました。寒かったですが非常に有意義でしたね。まあ私は今回赤道儀を持って行っていなかったので撮影はしませんでしたが...。

群馬県、まだまだ魅力的なところは沢山ありそうです。

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