Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

今年のスタートはここで誓った

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All Photo by inos

1年の始まりはやはりお参りから。といっても今日は既に1月5日ですけども、ぎりぎりお正月休み最終日ですから2020年のスタートを誓うにはまだ遅くありませんで。

初詣に行くならどこが良いか? いろいろ考えた結果今年は千葉県の成田山新勝寺に決まり。ここは三が日に訪れる参拝者の数が日本第2位(今日調べたら1位)と言われ、その数なんと314万人。明治神宮とほぼ同じだけの数なんだとか。それなのにこの私はこれまで訪れたことがなく、せっかくならまだ行ったことがないお寺を...という理由。

流石に1月も5日ともなれば人出もだいぶ落ち着いており、現実的な混み具合でストレスなく参拝出来ました。驚いたのはこの広大な敷地。車を停めた総門付近からはこの奥行き感はちょっと想像し辛く、むしろ案外省スペースにも感じたくらいですが、実際足を踏み入れてみると起伏のある立地に何やらいろいろな建物が点在し規模の大きさを実感します。

その煙を被ると頭が良くなる...誰が言ったかそんな名神を信じて今日もたっぷりと煙を浴びてきました。ただ、敷地内にはこうした場所がいくつか存在したのでいったいどれを被っておくのが良いのか、そもそもお参りはどのお堂ですべきなのか迷うところです。

大本堂のすぐ脇には三重塔が堂々たる姿で立っていました。遠目に見ればただの三重塔、近くでよく見るとそれぞれの屋根の裏側が実にカラフルで繊細な模様が描かれているのがわかります。こうした塔はお釈迦様のお墓と言われており、その姿を高く大きくすることで、遠くからでもお参りができるように!と昔の人が考えた象徴なわけですが、これだけカラフルな塔ということは当時のお釈迦様は相当派手好きだったのでしょうか?

奈良や京都で見る塔と違って一番下に ”もこし” と呼ばれる板の屋根がありませんね。

私としては珍しく10年ぶりくらいで ”おみくじ” を引いてみました。結果は ”吉”。「物事に通じ、成功する力量はあるが、独力でしてはいけない。むしろ人に従って行う方が利益を得る。短期では成就せず、落ち着いて進むこと」みたいなことが書かれておりました。

人任せでゆっくりいけ...そういうことじゃないですか?

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