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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

コニカミノルタのプラネタリウムは完成度が高かった

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All Photo by inos

有楽町にあるプラネタリウム ”プラネタリア TOKYO” へ。これだけ暑い夏ですから高原も良いですが都会ならではの涼のとりかたもあるというものです。

プラネタリウムはこれが人生2度目の経験。数年前に北海道の名寄天文台付属のプラネタリウムを経験しその臨場感に感動したものですが、今回は日本屈指の高性能コニカミノルタ製投影機を完備するプラネタリア TOKYOですから期待が高まります。

新型コロナウイルス感染予防の影響で入場制限がかけられており全席数の半分しかお客さんが入らないため館内は密になることなく非常に快適な空間。

設備そのものが新しいだけあってロビーも非常に清潔な佇まい。プラネタリウムって映画館とはまた少し違った気品みたいなものが感じられて私はとても好きです。

上映中は館内の写真撮影が禁止されているため実際どんなふうな星空が見られるのかここではお伝えする術がありませんが、星そのものの再現性はかなり高いものでした。

プラネタリウムというと頭上を覆うドームスクリーンに星がパラパラと映し出される...という印象が強いですが、実際は天体以外のエンターテイメント製を追求したスートーリー仕立てのムービーとあわせて上映されることが多いため、星専用の投影機で映し出した星の上に一般的なプロジェクターによるムービーコンテンツがオーバーレイされるせいで真っ暗な星空の表現が難しく黒が浮いてしまいます。

その点に関してはこのプラネタリウムも変わらないのですが、ムービーコンテンツ上映用のプロジェクターが消え星空だけの上映になった時のクオリティは目を見張るものがありました。普段本物の星空を眺める機会の多い私ですから、星の位置だけでなく、明るさを表す等級や色に関しても比較的注意深く見てみたのですがすごくリアルに再現されています。これは一見の価値はありますね。

こちらがコニカミノルタが誇る投影機 ”Cosmo Leap Σ(コスモリープ シグマ)”。こいつが良い仕事をするおかげでこの施設は成り立っている...そう言っても過言ではないくらい。

家庭用のプラネタリウム用プロジェクターもこれくらいの再現性と明るさが確保できれば自宅にも欲しいと思ってしまうくらい!

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