愛車ジムニーのODOメーターが2万キロを超えたところで各種油脂類の交換を。エンジンオイル、ミッションオイル、トランスファーオイル、前後デフオイルの5点。ジムニーは4駆ですから交換箇所が多いのは致し方ないですね。

今回も交換作業は購入店である最寄りのスズキディーラー。カー用品店などにお任せしても良いのですがその場合おのずと化学合成油などの高級品を選んでしまうでしょうから不経済ですし、そもそもトランスファーオイルなどに関する認知度も低そうなので、経済面と信頼面でディーラー交換が一番安心できます。

ディーラーが推奨するエンジンオイルの交換サイクルは4,000km走行毎。その昔は3,000kmが一般的でしたが最近はエンジンやギアの加工精度向上によりオイルへの負担が減った事でサイクルが伸びているようです。ちなみに私はだいたい5,000kmを基準にしています。昔ほどエンジンを高回転側までブン回すような運転はしませんから熱によるタレは少ないですし、交換時にドレインボルトに付着する鉄粉を確認してもそこまで汚れていませんからね。

一方、40,000kmが基本とされるミッションオイル、トランスファーオイル、前後デフオイルは20,000kmで交換を行いました。ただでさえギーギーガーガーとメカニカルな音に囲まれるジムニーですから、各所のフリクションは相当なもののはずでオイル劣化も早いだろうと。

実際にデフオイルを確認した所、予想に反して拍子抜けするほど綺麗なオイルが排出されました。汚れはそれほど激しくないようですね。川の中などデフが水に浸かるような環境を走る人は水が侵入することで白化してしまうようですが、これまた私に関してはそのような無茶な所は走りませんからね。ただ見た目は綺麗でも粘度は劣化してしまっている可能性がありますから油断は禁物です。特に機械式LSDでも入れている場合はこのオイル交換の頻度次第でバキバキと音が出ますから気を使います。私はオープンデフなので大丈夫。

さてミッションオイルのほうはシフトフィールに直結しますから最低でも20,000km毎の交換、出来れば10,000km毎交換が望ましいですね。今回もエンジンオイルの次に汚れていたのがミッションオイルとのこと。可動部が多いですから当然ですね。

エンジンオイル：5W-30、ミッションオイル：75W、トランスファーオイル：75W、デフオイル：75W-85。

うーん、ジムニーの少しゴリッとしたシフトフィールを考えるとミッションオイルは80W-90あたりの少し固めにすれば良かったか？