ガソリンが足りないとするなら優先すべきはやはり被災地が第一なわけでして、電気が足りないとなれば電車が止まる分タクシーやバスが混雑するわけでして、ならばやはり都会の移動には自転車が一番でして．．．。

大地震直後の東京で起こった交通パニック以来、お店の在庫が足りないのは食料品だけでなく自転車さえも売り切れだったりするようです。私も最近トレンクルをそこいら辺に駐輪するのが少し怖かったりします。こんな時 ”折り畳める自転車” は狙われやしないかと。

しかし、万能と思われた自転車も、空から放射線が降ってくると聞けば、無関心に伸び伸びと漕ぎ続けるわけにもいきません。仮に福島の原発が温度を下げ落ち着いたとしても、放射線の影響がすぐに消えるわけでは無いでしょうし、まして電力供給がすぐに復活するわけでもありませんから、1週間前までの平和な日本はまだずっと先にあるような気がしてきます。