埼玉県所沢市が日本の航空発祥の地といわれているのは明治時代に日本初の飛行場が開設された事に由来するらしく、ここ航空公園内には航空発祥記念館なる博物館があります。
その昔サイクリングで1度だけこの公園を訪れた際はその外観を見るに留まりましたが、今回は新型コロナ感染対策緩和も相まって営業を再開したとの情報もありましたからまじまじと見てみることにしました。
博物館自体はそれほど大きなものではありませんが、限られたスペースに所狭しと展示された航空機。見たことのあるおなじみの機体から、こんなのが空を飛ぶのか?と疑問に思うようなレアな機体まで飛行機ファンにはたまらない空間。
通常営業であればコクピットに入り操縦席に座れるようなサービスもあるようですが、流石にそこはウイルス感染対策で全て立入禁止となっており基本的には機体を外から眺めるのみ。子供にはちょっと物足りない期間かもしれませんが大人はまあそれでもなんとなく雰囲気がつかめるだけで楽しめるというものです。
館内にはフライトシミュレーターもあって14:30までという時間ギリギリに飛び込み参加して最後のお客さんとして楽しませてもらいました。
こちらは有名なヘリコプターですね。イロコイスは映画ランボーなどでもよく登場しますからこのシルエットはおなじみかと思います。国内含め今でも上空を飛んでいる現役の機体で他のヘリコプターと比較しても迫力と貫禄が違います。遠くの空を飛んでいてもバタバタとローターが風をきる音が独特なので機体を見なくても機種が特定できるほど。この機体とタンデムローターのバートルは自衛隊の中でも特別な存在ですね。