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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

埼玉で最高の桜を見た(2)

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All Photo by inos

埼玉県幸手市にある桜の名所 ”幸手権現堂桜堤” で大規模なお花見を堪能した後は、お昼ご飯を食べて同じく埼玉県は行田市の ”さきたま古墳公園” へ移動。その距離、車で40〜50分程度。

お花見の ”ハシゴ” なんて生まれて初めてですけれど、天気や開花時期を考えればこの日しか出来なかったわけで、午前と午後で違う桜を見にいく!ってなかなか贅沢なプランを立てておりました。

こちら ”さきたま古墳公園” は「埼玉県」の県名発祥の地と呼ばれるくらいですから歴史がある場所のようで、この時期の注目はなんと言っても象徴的な丘の頂上に立派な桜が咲き誇る点。丘じゃなくてこれ古墳なんですよね。

直径100メートル以上、高さ18メートルもある丸墓山古墳は日本で2番目に大きな円墳と呼ばれているらしく、その頂上付近にこの桜の木ですから遠くから見ても凄い存在感。公園全体の緑の配色と相まってとても美しい景観です。この日はこれが見たくて足を運びましたからね、絶好の天気にも恵まれて最高のお花見となりました。

円墳には勿論上る事が出来ますが、少し急な階段にも訪れた人を歓迎するかのように桜並木が続いています。桜に沿って歩いていくと円墳の頂に立てる感じ。帰路は同じ階段を降りても良いですが、反対側にはとてもシンプルな階段だけのルートもあるのでそちらへ降りていけば本日の1枚目に掲載した写真のような ”丘の上に3本の桜” のシルエットを楽しむ事が出来ます。これはこれで印象的な景色なんですよね。

さきたま古墳は別名さきたま古墳群と呼ばれ、この公園内には大きな古墳だけでも9つもの古墳があるらしく全国的にも有名なスポットなんだとか。学校で勉強した前方後円墳も絵に描いたように綺麗な状態で残されており、ご覧のようにその上まで歩いていく事ができます。

歴史好きな人や考古学者みたいな人にとってはとても貴重な場所なんでしょうけれど、私のような一般ピーポーはこの時期に訪れたらもう ”桜” しか目に飛び込んでこないわけで、所々に書かれていた歴史の説明文まではとても読んでいる余裕はありませんでした。園内には博物館もあるようなのでちゃんと見てきたら色々勉強になりそうですね。

公園は駐車場含め全て無料で利用できます。それでいてご覧のように園内はすごく綺麗なうえに広々していて居心地が良いです。レジャーシートとお弁当を持って行けばよかったと何度も思いましたね。

東京にいると目黒川の桜などが人気ですがこういう開放感はないですし、井の頭公園のお花見なども毎年何人か池に飛び込んだりでお騒がせニュースの方が話題になります。その点この古墳公園でのお花見は落ち着いていて良かったです。まさに桜のある自然の中に身を置く!感じ。昨日掲載した幸手権現堂桜堤でのお花見に引けを取らない良いお花見スポットですね。埼玉県のお花見はなかなか侮れません!

公園の入り口付近では何やら小さな ”はにわマスコット” が販売されておりました。きっと博物館に行けばこれの本物が展示されているんでしょうけれど、そちらは見なくとも古墳公園に来たという高揚感だけでもちょっと欲しくなる可愛さです。通りゆく人々が皆足を止めて眺めていましたね。

驚くほど高いものでもないので我が家もお気に入りの形のものを2つほど購入してみました。

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