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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ジムニーにデフブリーザーホースは必要か?

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All Photo by inos

昨日の日記にも書いたジムニーのデファレンシャルギアにあるブリーザーバルブを確認。と言っても都会のジムニーオーナーが思いつきでリフトアップして車の底に潜り込むのは大変だからして、少し前にデフオイル交換をした際に撮った写真にておさらい。

いろんなWEBサイトなどの情報を元に愛車を確認すると、写真の赤矢印の先にあるシルバーの小さなポッチがブリーザーバルブなるものらしい。走行中デフが稼働して熱を持った際、デフ玉内のオイルや空気の膨張により内圧が高まった場合にその圧を大気開放する役割。

普段は陰ながら良い仕事をしているバルブではあるのですが、時に大雨などで街が浸水したり、あえてじゃぶじゃぶ川遊びをしたりしてこのデフ玉がまるごと水に浸かってしまうと、急にオイルが冷やされることとなり内圧が低下、このバルブから水を吸い込んでしまいデフオイルに混入することでギアにダメージが及ぶというリスクもあります。

そこでジムニーで川遊びをする人達の間ではこのバルブをホースで延長して、リアはタイヤハウス上部、フロントはエンジンルームにまで位置を上げることで、最悪車内に水が浸水するような深い水たまりや川に突入したとしても無事に走行できる工夫をしています。その延長ホースのことをブリーザーホースと呼んでいるわけですね。積極的に水深の深い場所の走行をしようとは思いませんが近年の大雨の被害などを見ていると転ばぬ先の杖もアリかと考えてしまいます。

ただ聞けばなるほど!と思いますしトヨタのランクルや日産のサファリなどは純正でこのホースが設置されているらしいですから安心感が得られるのは確かだとは思いますけど、逆に取り付ける事によるデメリットは無いのか? そちらのほうも気になるところです。

費用的にはホームセンターで売っている耐油ホース、固定バンド、ジョイントくらいのものですからせいぜい数千円で実現できるところ、スズキがこれまでジムニーに標準装備としてこなかったことからも何かしら理由がありそうですよね。しばらくは情報収集してみようと思います。

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