Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ジムニー今度はキコキコ音を対策する

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All Photo by inos

ここ1ヶ月ほど前から、愛車ジムニーで悪路を走るとどこからともなくキコキコと異音が聞こえてくるのが気になっていました。

これはジムニーに限ったことではなくスズキ車全般に言えることなのか分かりませんが、新車納車後時間が立つにつれあちこちからギシギシ、ミシミシ、キコキコといろんな音が聞こえてくるのは使用している素材の問題なのか組み立て精度の問題なのかパーツ形状のデザインの問題なのか...他のメーカーでこれほど音に悩まされる車はなかったですね。快適性を求める車種ではないことは承知しておりますが、ジムニーも新型になって静粛性を手に入れましたからこうした小さな事が気になるのかもしれません。

さて、今回のキコキコの原因ははっきりしていないのですが、走行中に路面の凹凸を拾って車体が揺れるタイミングでどこか足回り付近から聞こえて来るような気がしています。音としてはちょうどスポーツカーのショックアブソーバーが発するあのキコキコに似た感じ。

ただそれがショックアブソーバーなのか各種アームの可動部なのかそれ以外の場所なのか発生源の特定が難しく、車体の下の方から聞こえてくるような気はするものの、前方のような後方のような、右のような左のような....という感じでどこから手を入れて良いか途方に暮れているところでした。

そんな時、以前同じような音に悩まされているジムニーオーナーさんがYouTubeに動画をアップしていたのを思い出しもう一度見直してみました。その方は実際に音が発生している時の走行動画もアップしてくれていたため音の種類が私のものと類似している点はすぐに確認できました。

そしてその方の情報によれば発生源はボンネットの付け根などの可動部らしく、走行中にボンネットが僅かに上下に揺れるためキコキコと音を立てるのとの事。対策としてはボンネットの受けとなるゴムパーツの位置調整と、可動部への注油。それだけ。

ジムニーには上の写真の赤矢印の先にあるような六角形のゴム受けが標準で付いていますが、これはスクリュー構造になっているため回転させる事で高さ調整が出来るようになっています。これが低すぎるとボンネットが走行時の振動でわずかに上下する事となり音が発生する...。なるほど。早速調整しました。上げすぎるとボンネットが閉まらなくなり低すぎるとキコキコを通り過ぎてガタガタと振動しますから、ボンネットが閉まる範囲で最高に高くしておくのが吉。

ボンネットが揺れなくなれば可動部からの音の発生は必然的に抑えられるはずですが、一応こうしたヒンジ部分には注油をしておきます。グリスなどを塗っても良いですがあまりベタベタにしたくないのでシリコンスプレーを吹きかける程度にしておきます。

写真には撮り忘れましたが前方に位置するボンネットロックの部分にも注油をしておきました。

私の車もここが音の発生源だとすればこれでかなり改善されるのではないか?と思いますが結果はどうでしょうか。問題の音は出る時と出ない時がありますからしばらくこれで様子見となります。少なくとも施工当日は問題の音は聞こえませんでしたからもしかするとビンゴだったのかも!

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