こういう写真を撮るならライカじゃないですか！と意見する人もいるでしょうし、撮り方そのものがビビアンマイヤーみたいだとか言われる可能性もありますが、これをデジタル一眼で撮るのが私流！

ライカとまでは言わないまでもせめてFujifilmのレンジファインダースタイルならカッコいいかもしれませんね。でも実用性はやはりソニーのα7シリーズが抜群なんです。街で肩からぶら下げていると少々圧迫感ありますけどね。

この日に撮った写真の中でこのショットが1番のお気に入り。最高にカッコいいバイクが停まっていたけれどそれだけ撮っても面白くない。だからと言って他にフレーミングしようにもコレと言って象徴的なものもないし、そうだ今そこには自分がいて目の前にはキラキラ反射するショーウィンドウがある。じゃあセルフポートレートだねってのがこの瞬間。もちろんバイクだけの写真も撮っているんですけどね、自分とバイクの関係性みたいなものを残せたらその空間に意味が出るかなと。

こういうのがスナップ撮影の醍醐味。撮ろうと思って撮れるものではないけれど、撮ろうと思って出かけなければ撮れないもの。今目の前で起きている出来事に何か一つをプラスして物語を完成させてみよう．．．そんな気持ちで街を歩くのは本当に面白い。