幹線道路沿いに住んでいるとこれからの時期バイクの騒音に悩まされることになります。いえ騒音自体は年中無休なのですが、これから夏前くらいまで窓を開けて過ごす時間が増えますから外の音がダイレクトに自宅に侵入してくるんですよね。窓を閉めれば最近のガラスは二重サッシなので殆ど音など入ってきませんが、やはり春と秋は外の気持ち良い空気を取り入れたい！

さてバイクの騒音について。私の個人的な感覚で言えば車もうるさい車はうるさいですがバイクの方がその頻度が高く、少なくとも人間1人を移動する乗り物と考えれば騒音レベルは相当なものです。バイクを足として実用性重視で乗っている場合はその限りではありませんが、バイクを趣味とする人は主張強めのマフラーに交換していることが多いですからね。まあそれはそれで乗っている人自身は気持ち良いのだと思いますが。

近年車業界はハイブリッドやら電気自動車やらでサイレント方向がブーム。昔のように車好きはブイブイ言わせながら．．．という方向とは明らかに異なるトレンド。しかし不思議とバイク業界はEV化が遅れていますよね。なんなら自転車だって電動アシスト付きがもてはやされているというのに。

理由は簡単で、1度のチャージで走れる走行距離を伸ばす技術が難しいのだとか。車であれば大きなバッテリーを搭載するスペースがありますし、自転車の場合には一度に100kmを超えるようなサイクリングは稀です。しかしバイクとなると車並みに長距離走る人もいる一方で巨大なバッテリーを搭載するスペース確保が難しいのは明らか。

バイク業界も車同様に一気にEV化が進めば街はずっと静かになると思うんですけどね。それもマフラー交換を法的に規制するような事なく ”EVバイクかっこいい” という方向で進化すれば、バイク所有者も新しい楽しみ方を手に入れる事が出来そうです。