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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

久しぶりに奥多摩へ釜飯を食べに行く

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All Photo by inos

奥さんの誕生日祝いに釜飯を食べに奥多摩へ。我が家では誕生日とか記念日のご飯は ”肉” と相場が決まっているんですけどね、近頃はキャンプでバーベキューが続きましたから ”肉” の有り難みが薄れておりまして、それなら最近ご無沙汰していた奥多摩 ”なかい” の釜飯を食べに行こうとなったわけでして。

奥多摩にある ”釜飯なかい” は東京都内からでも比較的アクセスのしやすい避暑地の釜飯専門店とあって大変人気。数ヶ月前に訪れた時には我が家から片道2時間もかけて訪れたというのに入り口に並ぶ長蛇の列を見ただけで食べずに帰ってきた前例あり。それほどの人気ですから今日はお昼時の開店時間11時を目指してジムニーのドライブがてら一目散に向かったわけですが、到着はやや遅れての11時半。

しかしながら今日に関して言えば思いのほか空いていて待ち時間は殆どなく入店できました。朝は雨が降っていましたから天気の影響が大きいのでしょうね。

釜飯専門店とあってお目当ては皆これでしょう。もちろん釜飯にもいくつかの選択肢はあります。きのこ釜飯、山菜おこわ釜飯、うなぎ釜飯、鶏ごぼう釜飯など。私はいつも決まってきのこ釜飯ですね。

釜飯というと群馬の峠の釜飯が有名ですが、それとこれとは全くの別物。群馬の峠の釜飯はご飯の上に色んな具材が沢山載っていてどちらかというとお弁当的なイメージが強いですが、こちらの釜飯は味のよく染みた炊き込みご飯という感じでおかずよりご飯そのものを楽しむ感じ。炊きたての熱々ですからそれだけで美味しい。

そして同じ釜でセットで出てくる水炊きがまた美味しいのです。全てが薄味で素材の味が引き立つよう工夫されているのは刺身蒟蒻にも共通。文句なしのランチセットですね。

今日はそこへ焼き鳥を追加で注文しました。お品書きには「お一人様一本まで」と書かれていたのが気になりましたが、配膳されてすぐにその理由が分かりました。なんですかかの大きな焼き鳥は!

これだけ大きな焼き鳥って正直他では見たことがなく釜飯に追加で食べるとしたら量的にも一人一本が限界だと思いますが、これって使っている鶏肉の量もかなりのものですから一人で5本とか頼まれてしまうと提供する側もそんなに沢山の鶏肉をストックしておけないのだと思います。ただこれだけ立派な焼き鳥ならむしろ釜飯とは別メニューで焼き鳥定食みたいなのを作っても人気が出そうですけどね。

そしてこの焼き鳥がまたとても美味しい。正直私は鶏肉ってあまり得意ではないのですがこの焼き鳥ならまた食べたいと思います。味付けは塩だけのシンプルなものですがこの焼き加減が良いのでしょうね。焦げが良いのです、焦げが!

人気の店とあって店内は芸能人のサインが沢山並んでいます。多くのグルメ番組のロケも来ているようですね。今日の経験から狙い目は悪天候の日! 連休の行楽日和などに訪れてしまうと1時間待ちくらいは普通だと思いますので覚悟すべし。

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