旧車の停め方はこんなのが一番カッコイイと思います。大事に扱うなら屋根付き駐車場やガレージを準備するのが良いのは分かっていますが、新型車が溢れる街の風景の中にこそ旧車の存在感あり！

私も以前はクラシック・ミニに乗っていましたから分かりますが古い車というのは維持するだけで大変なんですよね。ゴムパーツの劣化くらいなら新品や互換品に定期交換すれば良いのですが、とにかく錆との戦いで、予想もしないところが錆びてきます。どんな車にも共通して錆びる点があるとすれば袋状になったドアの下の方とか、フェンダーの下の方とか。

本当に古い車はゴムパーツの劣化だけでなくシール材の劣化によって鉄板の継ぎ目を埋めるためのシーラーがひび割れてそこから水が侵入し、溜まった水は防錆処理のされていないボディの内側から錆を進行させ、やがてボディ塗装面にプツプツと姿を表すんですよね。その頃にはもう内側は手遅れですから板金が必要になるわけで。

車に興味がない人からすれば、なぜ古い車になんか乗るのか？ と疑問に思われる方も多いと思いますが、運転したり、運転している感覚を楽しみたいという車好きからすると現代の車はちょっと物足りないといところがあるんですよね。操っている感！が希薄と言いますか。お金に余裕があれば私もセカンドカーとして旧車の1台欲しいですね。日産フィガロなんて最高だと思います。