Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

農の体験塾 2023(6)

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All Photo by inos

本日掲載の内容は5月7日に実施されたものですが、当ブログではしばらく北海道旅行記の掲載が続いたため丁度1週間遅れての報告となります。

農の体験塾6回目。本来であれば北海道旅行から帰京した翌日の作業が予定されていましたが、釧路から東京へ向かう飛行機の遅延によりその日のうちに自宅に帰れなくなり、農作業当日の朝帰宅した後その足で畑へ向かいました。

この日の講習内容と作業は以下の通りでてんこ盛り。

1.農薬の基礎と使い方について(適用作物名、適用病害虫名、希釈倍数、使用時期、使用回数、使用量)
2.早まき枝豆への追肥
3.各種トマトの脇芽取り
4.玉レタスとルッコラの収穫
5.トウモロコシの間引き
6.緑肥(スダックス緑肥用)の種まき
7.じゃがいもの土かけ
8.農薬散布
9.トマト、きゅうり、ナス、ししとう用支柱の準備

4月中旬に蒔いたトウモロコシ(さきちゃん80)がわずか3週間でここまで大きくなりました。穴あきマルチの1穴につき3粒蒔いていましたから大抵の場合そこから2粒ないしは3粒が発芽してここまでに成長しています。

但しこのままぐんぐん大きくしてしまっても土に含まれる栄養の関係や、日当たりの関係で良いトウモロコシにはならないという事で、各穴1本を残しその他は間引いてしまいます。つまり3本生えていたら2本は刈り取って1本にしてしまうという事。この間引き作業が最初は抵抗があってなかなか思い切りよく刈り取れないんですよね。せっかくここまで成長したのに刈り取ってしまうのか...と。

こちらが刈り取ったトウモロコシ。土から生えているところでバッサリ切り落としてしまうので移植は出来ません。仮に上手い事掘り起こして根も一緒に他の場所に移したとしてもまともなトウモロコシにはならないんだとか。それが出来る作物もあるようですけどね。

勿体ないですがこの刈り取ったトウモロコシは廃棄です。

慌ただしく作業が進んだため写真には残せていませんがトマトの芽摘みも行っています。葉っぱの付け根から出てくる脇芽を摘んで、無駄な枝葉を増やさないようにする大切な工程です。

芽摘みは今後も定期的に行う必要があるようですが、その際重要になってくるのが摘んだ跡から悪い菌を入れないよう消毒をする事。芽を摘んだ場所は植物が怪我をしているわけですから土が掛かったり他の植物と擦れたりする事で菌が侵入しないよう高温多湿になるこの時期から農薬を使用していきます。

今回使用する農薬は、上に書いたように植物を病気から守る事が目的ですから殺虫ではなく殺菌を目的としたもの。Zボルドーを500倍に希釈して噴霧器で満遍なく散布します。対象とする作物はトマト、きゅうり、ナス、ししとう。

我が家の場合、この時点でじゃがいもの葉っぱの広い範囲で白っぽい粉のようなものが確認されたため、それがうどんこ病のような感染症でないとも限らないと考え、念の為じゃがいもにも散布しておきました。

散布方法は葉っぱの下から上に向けて7割、新芽を中心に上から下へ3割のバランス。今後は数週間おきくらいでこの作業を繰り返します。

あ、そしてこの日もレタスの収穫。もう10日間くらいは毎日レタスを食べていますが、まだ畑には元気で大ぶりのレタスが数球あるので今後もしばらくこの食生活が続きます。水菜とルッコラも大きくなってしまったので効率よく消費しないと...。

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