農の体験塾、本日は年に一度の収穫際です。収穫際と言ってもこの日皆で芋掘りなどの収穫をするわけではなく、畑で採れた作物を使った豚汁みたいな汁物とおにぎりを片手に農業談義をしながら一緒にランチを頂く!そういう会です。
コロナが流行する前までは、体験農園参加者を対象に作物の出来栄えや畑の仕上がりの美しさに順位をつける品評会として開催されていたようで、プロの農家さんが審査員として招かれていたらしいです。ただ今年まではコロナの延長でそれはまだ実現せず、来年から再開を検討しているそう。我が家の畑が上位にランクインするにはまだまだ経験を積む必要がありそうですが、そういう事なら来年は尚更美しさにもこだわった畑作りしてみましょうかね。
有志による受付や汁物の配膳。体験農園は基本的に ”やりたいから参加している” わけで、皆こうした作業への協力は驚くほど積極的です。もちろん会場の準備や撤収に対しても実に協力的。1年生の我々などウロウロしているだけで何ら力になれず。
収穫祭なので皆の畑の収穫物を集めてこうした汁物を作るのかと思いきや、そこはやはり先生の気遣いがあり、皆の畑で収穫したもので調理するわけにはいかない!との事で、全て先生が作った食材が使われています。
その他にも、こちらの体験農園は生徒の我々が作らない品種の作物などを先生が作ってくれていて、収穫時期が来ると格安で販売してくれたりするんですよね。今日は何が売っているかな? それを楽しみに畑に足を運ぶ...そんな喜びもあります。
体験農園は単に野菜を育てるだけでなく参加者同士がこうした会を通じて交流を図れるような工夫がされており、今年の春この農園に応募する前とはだいぶ印象が変わりました。若い人から年配の方までいろんな人が参加するので日常生活では接することのない人たちと会話できるのは大変楽しいものです。
来月にはこのメンバーで忘年会が予定されています。