Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

農の体験塾 2023(8)

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All Photo by inos

農の体験塾8回目。久しぶりに天候に恵まれた週末。一面が緑で覆い尽くされつつある畑はそこに面した道路を歩きながら見るだけでも伝わってきます。この前まで学校のグラウンドのように乾燥した茶色だったんですけどね、ほんの2ヶ月ほどで一気に畑らしくなりました。

東京にも市民農園や体験農園は所々見かけますが、こんなにビシッと綺麗に整列された畑は珍しいですね。

今日の講習と作業内容は以下。

1.なす、ししとうの支柱立て
2.トマトの手入れ(摘芯、摘葉、摘果、脇芽とり)
3.きゅうりの手入れ(子づるの摘芯)
4.なす、ししとうの手入れ(脇芽とり)
5.大根、きゅうりの収穫
6.トマト、きゅうりの追肥
7.遅まき枝豆(神風香)の追肥

きゅうりはご覧の通り、既に胸の高さくらいまで成長しています。この高さで我が家のきゅうりは丁度20葉。20葉というのは一番下の双葉を除いた本葉を1葉とした時、そこから上に順にカウントして20枚目の葉っぱという意味。

5葉までは脇芽を取り、6様以上は脇芽を子づるとして2葉まで伸ばし摘芯しそこに生るきゅうりを都度収穫する。20葉を過ぎたら元気の良い脇芽のうち2本ほどを摘芯せず成長させ、主枝が35葉を超えたら頭を摘芯し、先ほど残した2本のつるを今度は主枝の代わりに成長させる。都度顔を出す脇芽は全て2葉で摘芯を続け毎回収穫に繋げる...。この繰り返しにより上手くすれば1本の苗から100本を超えるきゅうりが収穫できる事もあるんだとか。

流石に二人暮らしの我が家できゅうり100本は要りませんが、1年生の我々ですから脇芽の摘芯の繰り返しできゅうりを育てるコツを今年は覚えたいと思っています。

我が家のとうもろこし、いよいよ雄花が顔を出し始めました。私の個人学習による情報としては、とうもろこしはC4植物に属し光合成能率の高い特有の反応経路をもつ植物群とされていて、同じC4に属する植物としてはサトウキビなどがそれに該当するようです。

つまりとうもろこしは強い光を好むわけで、天気予報によれば来週は台風の接近に伴い、1週間連続で雨予報。花が咲き始める大事なこの時期に雨は厳しいですね。雌蕊と上手く受粉しなければまともなとうもろこしは出来ないと言いますし。

せめて台風の風でとうもろこしが倒れなければ良いのだけれど。

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