Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

農の体験塾 2024(2)

By
All Photo by inos

農の体験塾2024第2回目。今年は雨が降ったり強風だったり天候が安定せず、つまりは気温差の激しい日々ですが、「農業はコブシの花が咲く頃から動き出す」と言われるくらいですから、街のあちこちでコブシを見かけるこの時期には作付計画通りに作業を進めていきます。

本日の作業内容は以下。

1.レタスの定植(フリフリッカー、グリーンスパン、なんそうべに)
2.ルッコラ(ニコル)、水菜(京美人)、大根(三太郎)の種まき
3.レタス、ルッコラ、水菜、大根へのトンネル掛け(ユーラック)
4.トウモロコシの準備(堆肥とスイートコーン1号の全面散布、9230黒マルチ敷き)
5.枝豆の準備(元肥なし、9230黒マルチ敷き)

2週間前に準備しておいたレタス、ルッコラ、水菜、大根の列。最近の強風で黒マルチが飛ばされてしまっている区画が多い中、我が家のマルチはなんとか持ち堪えてくれたので今回は修正なしでレタスの定植が出来ました。

手前から玉レタス(フリフリッカー)2株、リーフレタス緑(グリーンスパン)1株、リーフレタス赤(なんそうべに)1株。今年の春レタスは早蒔きレタスと時間差で植える遅蒔きレタスを計画しており、今回植えた合計4株は早蒔きのほう。作物にとって一番大事な光は午前中と言われているため、早蒔きレタスは西側の列に植え、遅蒔きは東側の列に植える予定。早蒔きを東に植えてしまうと遅蒔きが西側となり、午前中の太陽光を早蒔きレタスが遮ってしまうためですね。

そのほか真ん中の列にはルッコラと水菜の種まきをしました。

苗の定植や種まきは楽しい作業ですが、農作業は2週間先くらいまでを見据えて準備をしておかなければなりません。特に全ての作物のスタートとなるこの時期は、定植や種蒔きの1週間前くらいには土を作っておかないと地温が安定しなかったり元肥のなじみが悪かったりすると言われますから、良い作物を作りたいなら少しでも早く土作りを心掛けます。

早ければ1週間後の種蒔きを予定している枝豆と、3週間先の種蒔きを予定しているトウモロコシの列に対し、元肥入れと黒マルチ敷きを行いました。こうして見ると我が家の区画だけ作業が先行していますね。今年はまずまずのスタートダッシュです。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)