地域にもよると思いますが、関東中部地方ではちょうど10月くらいはキノコの収穫時期じゃないかと思います。

私は長野の田舎で育ちましたから秋になると山に入って自然のキノコを取ってきて食べるのが普通でした。とは言っても1シーズンにつき1,2回の事ですけどね。養殖物ではないキノコというのは味や香りがしっかりしていて大変美味しいです。

でも山に入っていって取れるキノコはシメジや椎茸とは違いますからね、スーパーに並んでいる品種とは違うので味比べをしたわけではないのですが、逆に言えば山に取りに行かないと食べられないものばかりで、それゆえ藪を掻き分けて山奥まで行く価値があるというものです。

子供の頃は両親に品種を教えてもらいながらの収穫でしたから間違いはなかったですが、大人になった今、自らの目で大自然の中で食べられるキノコを探し当てるのはちょっと難しいと感じています。毒キノコなんて食べたら大変ですからね。

そう考えるともう自然に生えているキノコを口にする機会というのはかなり少ないのかな？ そんなことを考えました。