Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

歳のせいか、性格か、体質か?

By
All Photo by inos

学生の頃はオーディオが好きで、明けても暮れても音楽を聴いていましたし、スピーカーやアンプの設計なんぞもやっておりました。

趣味の延長を職にしようと専門学校で映像や音響を学び今に至りますが、どういうわけか社会人として駆け出した時点で音ではなく映像を選んでしまい、結果的に映像を専門として生きております。

そんなふうに映像や音響を勉強していたからなのか、これは単に自分自身の性格の問題なのか分かりませんが、私は目や耳から入ってくる情報にとても敏感です。敏感と言っても新製品が発表されたからすぐに飛びつく!とかいう敏感ではなく、世の中を取り巻く環境から受ける刺激に対してです。

テレビやラジオが点いていればそこから発せられる音はうるさく感じてしまいますし、近所を行き交う改造車のマフラー音は居た堪れません。強い風が吹いているだけで夜は寝付けませんし、明るすぎるスマホやパソコンの画面を見ていると目の奥が痛くなります。自宅に設置されているテレビはHDR対応の有機ELパネルで業務用マスターモニターと並べてもなかなか生意気な表示ができるモデルですが、ピーク輝度は「低」に設定しているというオチです。

最近一番辛いのは1日何度も耳にする救急車や消防車の音ですかね。昼夜問わず、雨戸を閉めていても聞こえてくるので精神的に疲れてしまうのです。幹線道路が近いので1日に5回くらい通り過ぎて行きますからね、無理もありません。

ここ数年は食べ物の味にもなんだか敏感になった気がします。昔は「美味しいものは美味しい」となんでも食べられましたが、最近では野菜サラダならドレッシングは要らないくらい、薄味のほうがしっくりくるのです。

一般的に歳をとると油っぽいものはあまり食べなくなると言われますし、量も程々になると聞きますが、今の私はそういう事なんでしょうかね? 食べ物に限らずなんだか全てにおいて刺激の強いものが苦手になりつつあります。車だって元気よく走る車種より落ち着いて乗れる方が好みになりましたし。

※ 本日の画像はAdobe Fireflyの生成AI技術によって作成しました。こちらに関してはまた今度。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)