誕生日やクリスマス、ちょっとしたお祝いなどでケーキを食べる機会は少なくないです。最近では百貨店のデパ地下にも多くの有名洋菓子店が軒を連ね、見るだけでも楽しめるような、見るからに美味しそうなケーキが沢山販売されています。私もこれまで数々のケーキを食べてきましたが、デパ地下で買うならやはりベーシックな生クリームたっぷりのショートケーキ系が好きです。

しかしです、近年は本当に美味しいケーキを食べようと思ったらデパ地下へは行きません。ズバリ西武池袋線秋津駅にあるここロートンヌが本命です！

今となってはきっかけは忘れてしまいましたが、確か西東京エリアで美味しいケーキ屋さんをリサーチしていてたまたま見つけたのが始まりだったと思います。お店としてはいかにも人気店です！というオーラを出す事もなく、住宅街の駅近にひっそりと存在する感じ。でも店内はいつ行ってもご覧の通り人の列が出来ています。

本物を求める多くのファンを集めるパティスリーがこの土地にあるのです。

ケーキそのものの見た目の美しさはもはや芸術の域に達しており、一般によく見るケーキのそれとは存在感が違います。高級フレンチの最後に大きなお皿にちょこんと載ってくるあの感じに非常に近い．．．。それもそのはず、こちらのシェフはこれまで日本とフランスを何度も行き来し洋菓子のコンクールに参加していたというのだから、本場仕込みというわけです。

それは見た目だけでなく、ひとくち口に入れるとその深さを更に知る事になります。何て言うんでしょう、見た目から受ける印象を軽く超えてくるのです。普通のケーキなら食べる前にその味は大体想像出来るものですがロートンヌは違うのです。ケーキの中まで美味しいケーキ。その意味は実際に食べてみると理解できると思います。

秋津本店以外に中野にも店舗があるようですのでお近くの方はぜひ。