Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

秋冬野菜収穫続く

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All Photo by inos

確か先週末も体調を崩して休養をとっていた気がしますが数日で元気になり、はりきって会社に行ったらその晩から再び具合が悪くなりました。直前の風邪とは症状が異なるからして弱っていた体に別の菌をもらったのかもしれません。昨日までは体がだるく絶不調、それでも今日には少し回復したので気を紛らす意味も含めて畑に足を運びました。

こうしてみると農家さんというのは大変ですね、体調を崩したからと寝込んでいたら畑の作物はどんどん成長してしまいますしこの時期なら霜対策などにも追われますし。

この時期の畑仕事はひたすら収穫作業。世間的にはちょうど今ごろ玉ねぎの定植が終わって本格的に栽培に入っていく頃だと思いますが、我が家が借りている畑は1月末で今シーズンは終了。トラクターで整地して一旦リセットし3月以降の来シーズン開始の段取りですから今から新たな作物を開始することは出来ません。まあ嬉しい悲鳴ですがひたすら収穫して野菜を食べ続ける...そういう時期というわけです。

こちら、当ブログでは初公開のカリフローレ。カリフラワーの親戚で最近人気の野菜らしいです。驚くのはそのサイズで、どこか遠い国のジャングルに咲く世界一大きな花みたいに、人間を飲み込みそうな迫力。人の手のひらと比べてもわかるように現段階でヘルメットくらいの大きさ。当然一気に食べられませんから周りから少しずつ刈り取っていきます。それでもまだこの段階では収穫にはやや早いくらいでこの先更に丈を伸ばしてくるようです。恐ろしや...。

こちらはこちらで大変な茂みになっていますが、収穫しているのは大根です。これまで青首大根4本はすでに収穫を終えており、今日は聖護院大根。カブのようにまんまるな大根で、おでんや煮物にすると歯がなくても食べられるくらい柔らかくなると有名な品種。

東京でも今朝はかなり冷え込み、土の表面にうっすらと氷が見られました。寒さに弱い作物はすでにユーラックなるビニールでトンネルを掛けていますから心配ありませんが、里芋や筍芋は対策をしておかないと凍ってしまい台無しになってしまいます。

春から長らく育ててきた里芋と筍芋は直近で食べる分だけ収穫し、残った分は上の写真のように畑に穴を掘って埋めて保存します。土の中の方が温度が安定するため長期保管に向いているというわけです。お正月の煮物作りで必要になったらまた掘り返す...リスみたいな動物から学ぶ工夫ですね。

本日の収穫。人参、長ネギ、小松菜、カリフローレ、聖護院大根、赤カブ、リーフレタス、筍芋、里芋。いつもながら大量です。いえ、獲ろうと思えばまだまだいくらでも獲れるのですが1週間で食べきれる分だけ持ち帰る事でいつでも新鮮な野菜が食べられるのでいつもこれくらいに抑えています。

真ん中に見える白くてまんまるなカブみたいなものが聖護院大根。こんな形の大根があるんですね。食べてみたら確かにすごく柔らかくて美味しい品種でした。煮崩れしやすそうなので調理には多少気を使います。

これらの野菜をたっぷり食べて早く体調を回復させないと!

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