今時どこのホテルに泊まってもインターネット回線に困ることはまずありません。和室も洋室も関係なくパソコンさえ持っていてネットワークケーブルを接続すれば最新情報GETです。

ただ、とは言え私の実家のように何時まで経ってもインターネット導入を検討しないご家庭や、車の中などでネット回線に接続したい時、たまに不便に思うことがあるのも事実です。車の中でまでインターネットに接続するのか？とツッコミも入りそうですが、私などはレンタルショップでCDを借りたような場合、出来ることならその場でiTunesにインポートを済ませそのまま返却したいのです。そうすればレンタルショップまでもう一往復せずに済みますからね。その際、車内でネット接続が出来ればCDDBの情報からアーティストやアルバム情報などを同時に取り込めます。

世間ではこれだけスマートフォンが主流になり、携帯電話の方向性もコンピューターライクになってきたというのに、いまだそのどれもがティザリングに対応しておらず、それをパソコンのワイヤレスLANアクセスポイントとして使うことが出来ません。どちらかというとスマートフォンの機能ではなく各通信会社が対応していないということなのですけれど。iPhoneだって例外ではなく、iOS自体はティザリング機能を持っているもののSoftbankが制限を掛けて国内での使用を禁止しているだけです。

世の中にはEMOBILEのポケットWifiのように、3G一体型Wifiルーターなるものが存在しますから、いっその事iPhoneや携帯電話の電話機としての契約を解約し、Wifi接続のみで利用する事を考えれば、パソコンでも利用出来るWifiアクセスポイントとしてこれまでの電話料金と大差ない月額使用料で一石二鳥となりそうです。

ただ、ポケットWifiのバッテリーが切れたり、イーモバイルサービスエリアから外れると電話すらかけられなくなるという欠点もありますから、電話本来の目的を重視すると安易に割り切れないのが現状です。やっぱりiPhoneでティザリング出来れば全てが解決するのだけれど。