Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

農の体験塾 2024(5)

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All Photo by inos

農作業を行うには最高の陽気。昨日の強風も今日になれば嘘のように穏やかで、日差しこそ強くても夏ほど気温も上がらないので ”作業を楽しむ” にはこれくらいが快適。上の写真を見ればわかるとおり、我が家が参加している農園は現在テント村の如くものすごい数のトンネルが並んでいます。

本日の作業内容は以下。

1.トマト(大玉レイカ、中玉フルティカ、小玉ネネ)と、きゅうり(夏すずみ)の定植
2.ナス(築陽)ピーマン(ジャンボ)の定植
3.遅蒔き枝豆(神風香)の種まき
4.緑肥の準備(畝作り)
5.リーフレタスの収穫

今回の作業のメインは果菜類の定植ですが、この辺りの作業から聞かなければ分からないようなテクニックが盛り込まれてくるため皆真剣に実作業を見て学びます。トマトは初めから肥料を入れてはいけないとか、種を蒔いた後は水を掛けないとか、昨年教わったはずでも1年経つと忘れていることが多いですね。

こちらは各種トマトの苗を定植している様子。苗が横になっているのは風で倒れたわけでなく、こういう具合に植えているのです。トマトを植える場合は苗を地面と完全に平行になるように寝かせることで多くの根を生やすことが出来乾きに強くすることができます。トマトって夏になってもできるだけ水をあげずに育てることで甘くすることができますから、極端な水不足でも枯れない木に育てるためにはこの時点から工夫しておくということですね。

苗はこのままにしておくとすぐに太陽目掛けて上を向いてしまいますから、花芽の手前を割り箸で地面に止めておきます。いずれこのエリアは支柱を立てていきますが、こうして横向きに苗を植える場合には支柱を立てる位置から苗の長さ分をオフセットさせた場所に植えるわけです。

こちらはナスとジャンボピーマンの苗を植えているところ。こちらの苗は普通にまっすぐ上を向くように植えますから難しいことはありません。風で苗が倒れないよう割り箸を支柱として添木しておきます。

ただ我が家はここでもミスをしていまい、ナスときゅうりを植える位置を逆にしてしまいました。同じ肥料を使いますし日光も十分当たる場所ですから成長には問題ありませんが、成長してきた時、他の区画の方と位置関係が逆になってしまうのが恥ずかしいところ。園主に植え直した方が良いか聞いてみたところ今更掘り起こさない方が良いとのこと。

今後この間違いは笑い話のネタとして使いましょう。

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