Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

渋滞解消後に思うこと

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All Photo by inos

愛車MINIの調子が凄く良いのです。先月車検点検を受けてからというもの、アクセルワークに対してエンジンがダイレクトに反応しているのが分かります。走行1万5千キロという低走行車ながら、やはりエンジンを支えるトルクロッドブッシュの交換は効果絶大です。アクセルオフ時の無駄な遊びが無くなるんですね。それを実感してしまうと、強化ブッシュやハードタイプのブッシュにしたら、振動や音はともかく、更にダイレクト感が高まるんじゃないかと欲が出てきてしまいますが...。

しかしアクセルに対するフィーリングが良くなると気になるのはエンジンの吹け上がりがリニアではないところ。MINIのエンジンは設計上高回転をブンブン回して効率を高めるタイプではありませんから、正直ノーマルでは5,000回転以上は ”ただ回っているだけ” みたいなところがあります。それ以上回すならシフトアップしたほうが効率が良いです。ですから上が回らないのは仕方がないとして、私が感じているのは2,500~3,000回転付近でパーシャルから全開に踏み込むと一瞬トルクが減るポイントがあります。おそらくその回転数のアクセル開度が大きい部分のマップで、燃調が濃過ぎるか、点火タイミングが遅いんでしょうね。パーシャルではトルクフルなのに全開付近でリニアに反応しなくなるということは、もともとのマップは濃いめに設定されていて、アクセル開度が少ないうちは純正コンピューターのフィードバックが効いていて燃調が適正値付近に補正されているのかもしれません。踏み込むと濃いめのマップをダイレクトに読む...という感じでしょうか。

MINIのエンジンをカリカリにチューニングしようと考えた事はありませんが、きっとノーマルは余裕たっぷりで設計されているでしょうから、サブコンを積んで燃調と点火タイミングをいじり始めたらNAらしく気持ち良く回りそうな予感がします(それでも高回転は諦めます)。勿論、ハイカムを組んだり...ビッグスロットルを...という手もありますが、出来るだけノーマルのままで理想空燃比に近づけるだけというのも大人なチューニングな気がします。結局最後は熱との戦いでしょうけれど。

まずはA/Fを計ってみたいですね。

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