Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

横浜キャンピングカーショー2022(3)

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All Photo by inos

こちらWHITEHOUSEという会社が展示していたN-VAN COMPOなるデモカー。カラーリングだけ見るとどこかの野球チームのよう。ん?実際そのものか? N-VANに関しては2種類のデモカーを展示していましたが私がみてきたのは1車種のみ。

軽キャンなのになんだか遠目に見ても随分お金がかかっていそうな内装。ダークカラーでまとめているので若干暗いイメージは強いかも。真っ先に目に飛び込んでくるのは電子レンジあたりでしょうか。

N-VANの事をあまり知らなければふ〜んと見逃してしまいそうなポイントですが、この車運転席が後ろ向きになっているんですよね。世の中には最初からこうしたシートアレンジが出来る車はありますが私の記憶ではN-VANは違ったはず。

おそらくこの会社が独自に開発した回転機能付きシートレールを装着しているのでしょうね。昨日のブログにも書きましたが、N-VANって助手席は補助席のようなシートなので車内をフラット展開しやすいですが、運転席側は一般的なシートなので助手席と同じようにフラットには出来ないんですよね。

だから車内で存在感のある運転席をどう上手くベッドスペースにトランスフォームさせるかが各社のアイデアが現れる部分でして。こちらの会社の答えは回転シート!というわけですね。

小さいですがギャレーも装備。汚れた食器くらいは軽く洗う事ができそうですが、給水・汚水タンクがこの下にある事を考えると容量は最小限かな?という気も。

それでも軽キャンにだってギャレーが欲しい!という人にとっては数少ない選択肢の一つだと思います。

やはりありました電子レンジ。ここまでくるともう贅沢装備ですね。普通は軽キャンクラスで電子レンジを積んでしまうと車内が一気に狭くなるのでベッドスペースが犠牲になるわけですが、この車はこの後紹介するポップアップテントのおかげでベッドスペースはルーフ上に確保できていますから、この辺りの装備に関する自由度が上がっているのでしょう。

実際上ってはみませんでしたがルーフに開けられた大きな開口部から上部のポップアップテントが見えます。大人二人が就寝可能という設計ではあるものの、さすがにスペースには限りがありますから私なら寝る時だけロフト的に荷物置き場にしますね。N-VANってただでさえ車高が高いのにその上にさらに大人二人が上がるのは重量バランス的にもちょっと。

外側から見た様子。ガスダンパーがついていますから車内からでも軽い力でポップアップ出来そうです。網戸にもなっているので多少の風があれば夏は涼しく寝れるんでしょうか。ルーフテントって使ったことがないので暑いのか涼しいのか情報を持っておらず...。

こちらは上の会社とは別のデモカー。ちょいCamと呼ぶそうな。ダイハツアトレーがベースになっています。今回会場ではこのアトレーベースのキャンピングカーが結構ありましたね。新型が出たので注目の車種!という事でしょうか。

こちらの車の特徴はズバリ内装の美しさ。軽キャンとは思えないこの落ち着きのある大人っぽいインテリア。情報によれば家具職人さんの手による造作なんだとか。どおりで綺麗なわけです。

しかも合板ではなく無垢材から作っているらしいので重量は嵩みますが仕上がりは最高ですね。贅沢な装備より贅沢な時間を優先したい人向け!ってところでしょうか。

内装があれだけ綺麗なのだから、ソーラーパネルももう少し綺麗に搭載できそうなものですが、どういうわけかここだけは日テレ鉄腕ダッシュのソーラーカーだんきちスタイル。キャリアの上にパネルを載せただけみたいに見えます。まあこれで事足りるといえばそうなんですけどね。

最近のソーラーパネルの発電量は天気さえ良ければ車内のシガーソケットより全然大きな出力が得られるようなので、特にルーフが広いキャンピングカーであれば使わない手はないですね。ソーラーパネルによる充電ってどこかこうワクワクする感じが好きです。

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