Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

機械任せではいけない

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GARMIN Edge 800はナビゲーションというよりもトレーニング機能付きGPSサイクルコンピューターですが、私のようにトレーニングを目的としないサイクリストにとってはケイデンス(ペダルの回転数)やハートレート(心拍数)はそれ程重要ではなく、どちらかと言えばオマケ機能のようなナビゲーションやGPSの走行軌跡ログが有難かったりします。

この機種をを購入した人、購入を検討している人ならご存知かと思いますが、Edge 800には海外版と日本版とが存在し、日本版は本国での発表から随分遅れて発売された代わりに日本語メニューと日本語地図が使えます。私のは海外版ですからお手頃価格で購入出来たもののそのままでは日本地図が使えません。そこでUUD製作所が販売する英語版日本地図をmicroSDカードでセットする事で、英語表示ですが日本地図が見れるようになりナビゲーションによるルート検索にも対応出来ます。

GARMIN製品は、ハンディGPS、カーナビ、サイクルコンピューター×2で私としてはこれが4機種目ですが、どれも直感的な操作とシンプルな画面がお気に入りです。逆に、私は国産のGPSを使った事がありません...。

しかし、このEDGE 800、やはりナビゲーション機能がメインではありませんから、今回の箱根ポタリング中も何度かおかしなルートを案内しました。直進すれば目的地なのに「一旦Uターンしなさい」というケース、進行方向を向いているはずなのに「一旦その辺りをぐるっと一周しなさい」というケース、案内中のルートは一つの筈なのになぜかルートがクロスしているケース、真っ直ぐ進めば最短なのになぜか「脇道に入って遠回りしなさい」というケース等々。

ちょっと遠回りするくらいなら可愛いものですが、今回はあまりに酷い案内が1度だけありました。目的地付近に到着しているのに「一旦20km後ろに引返して出直してきなさい」というケース。変な案内を始めた時には私もそれに惑わされ周辺をさまよう事になりましたが、ナビだけを充てにしていては埒が明かないと決断し、一旦その場から離れる事にして ”動物的、感” だけを頼りに目的地を目指したのですが、ナビの案内は「先ほどの場所まで戻りなさい」としつこく訴えてきました。目的地に到着してからも...。あの場に何か見どころでもあるというのなら戻ってみるのも良かったけれど。

ピンク色はルート案内、水色は自分が走った軌跡、矢印は次の進行方向を表しています。こんな表示が出てしまうといったい自分がどちらへ進めば良いのか分からなくなります...。

ちなみに内蔵バッテリーはディスプレイのバックライトを使わなければ10時間は楽に持ちました。

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