Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

お手入れをする...欲が出る

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All Photo by inos

大島と言い、箱根と言い、海辺を自転車で走るのはとても気持ちが良いものですが、その後のお手入れを怠るとたちまち錆びてしまいそうですから、翌日には車用のブレーキクリーナーを惜しみなく使って油脂類を念入りに落とした後、各所にCRCを吹いてメンテナンスをしました。

トレンクルはフレームの殆どがチタン製ですから、腐食にはめっぽう強いはずですが、各部を固定するボルトやナットは鉄、クロモリ、アルミが使われていますから、やっぱり海風に当たった後は奇麗に拭きとるのが大前提ですね。

トレンクルの熱狂的ファンの方は、ボルトやナットまでチタン製に交換しているらしいですが、体感出来る程の軽量化は見込めないわりに、財布の中身はだいぶ軽くなるでしょうね。私も余裕があればそんな事もしてみたいですが、始めから軽い財布は浮き上がるようなミラクルを起すはずもなく...。

それより今回の長距離走行を終えて感じたのは、トレンクルは転がり抵抗が比較的大きいと言う事。緩やかな下り坂をペダルを漕がずに進むような場合に、加速度的にスピードが増すような事を期待しても結果は比例しません。ロードレーサーなら間違いなく滑るように進むだろうに...というケースが何度もありました。この原因として、タイヤが太く路面との設置面積が大きい、タイヤの径が小さいためハブベアリングのフリクションロスの影響を受けやすい、長距離用に色々と装備をつけていたため空気抵抗が大きい。といった理由が上げられそうです。

このうち、タイヤに関しては14インチで他に選択の余地が無く、空気抵抗も避けては通れません。しかしハブベアリングのフリクションロスに関しては手が無いわけではありません。Capreoハブは世間的にも転がり抵抗が大きいと言われるモデルですから、人によっては内部のベアリングを金属からセラミックに変更して精度を上げています。聞けばそんなカスタマイズもちょっと魅力的に思えてきたり...。

でも王道はやはり工房赤松のスペシャルハブを使ってホイールを組み直す事。どうやらこれが最高の回転精度を約束してくれそうです。いっその事前輪も同様のハブを使ってクイックレリーズ化すれば、今後遠出をした時に万一アクシデントが起きてもホイールごと取り外して対応が出来ますしメリットが山盛りです。

デメリットがあるとすればやはりそれは財布の中身と相談と言う事でして...。

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