Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

サイクルモードへ電車で行った (1)

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All Photo by inos

  

数年ぶりとなりましたが幕張メッセで開催されている ”サイクルモード2011” に足を運びました。自転車版東京モーターショーのような展示会です。モーターショーと違うのは場内に大規模な試乗コースが作られており、好きな自転車に乗れる事。空前の自転車ブームという事もあり、ものすごい来場者数でした。

数年前と少し印象が変わったと感じたのは、ロードバイクの展示が全体の7割程を締めていて、小型車の類いがだいぶ数を減らしていた事。そして人だかりが集中するのもやはりロードバイクコーナーでした。おかげで私好みの小型車コーナーでは ”おしくらまんじゅう” をする事なく、程々のゆとりで見れました。

  

儲からなければ成り立たない社会というのは少し寂しい気もしますが、それ故、Panasonicのブースにトレンクルの姿は無いだろうと予想していましたが、しっかり6000と7000の2モデルが試乗車として準備されていました。皆さんそこに掲げられたお値段を指さしながら驚いていましたが、試乗して分かる走りの違いに納得出来た事でしょう...。

今回私が会場で注目していたのは20インチ程度のミニベロ系。トレンクルで長距離を走るのはしんどいけれど、かと言ってロードバイクはちょっと...という時に、丁度その中間を埋めてくれるのがミニベロ。形もカッコイイですし、走行性能も本気モードに対応出来ます。オレンジのフレームが一際目立っていたのはESRというメーカーのマグネシウムフレーム&フォークを採用した軽量自転車。写真のモデルはハンドルとタイヤが変更されていると聞きましたが、現在はコンポーネントもフル装備で販売しているところ、今後はフレームのみの販売も検討中との事。内装ギアを使うか外装ギアにするか、ペダルやディレーターはどうするか...と考え始めると、結局最後は自分好みのものに付け替える事になりますから、フレーム販売はありがたいですね。マグネシウムと聞くと驚くような価格かと思いきや、7〜8万円だそうです。この価格ならアルミのほうが高いくらいですね。

  

オシャレな自転車は今も健在です。走るトライアングルと呼べそうなSTRIDAも今やディスクブレーキを装備してカラーリングも様々。各種パーツとの組み合わせで色々なバリエーションが出ているのでモデル構成が覚えきれません。デザインセンスが抜群なだけに、街中を乗りこなすにはそれなりの洋服のセンスを要求されますね。

収納ケースに奇麗に並べられていたのはブロンプトン。男性よりもむしろ女性に人気のメーカーですが、こうしてみるとその理由が分かる気がします。これだけコンパクトに折り畳める自転車でありながら、走りは本格的と聞きますから、正に実用とデザインを兼ね備えたモデルなんですね。

  

自転車好きならこのシフトレバーを見ただけでモデルが分かるくらい印象的なミニベロはブルーノ。今日この会場に行くまでは私の中で ”購入したいミニベロNo.1” でした。でした...ということは浮気したという事でして、それについてはまた明日。

それにしてもブルーノは美しいです。写真に撮っただけで絵になります。カラーリングだけ見れば相当派手だと思いますが、ペイントのディテールが手抜きなく仕上がっていて、ステッカーを貼り付ける国内モデルとは一味違います。我が家にもう一台分の自転車置き場があったなら間違いなく購入しています。今日も帰りの電車内で置き場所を工夫出来ないかと考えたくらい。いつかは手に入れたい自転車です。

CATEYEから新しいLEDライトが出ていたのですね。スタジアムシリーズと呼ぶそうですが、多分その名前からしてスタジアムのナイター設備を思わせる強力なライトなのだと思います。ヒートシンクまで付いていて見るからに ”熱くなります” と言っているようでした。トレンクルには似合いませんが、ライトとしての明るさには興味があります。

  

近頃の自転車はとにかく派手です。保守的な日本人には不釣り合いなくらい自己主張に富んだパーツが沢山並んでいました。この手のパーツはこういった会場で見ると実に奇麗なのですが、実際自分の自転車に取り付けて走ったらあまりに派手過ぎて浮いてしまいそうな気さえします。トレンクルは地味な自転車ですから色物はちょっと...。つづく。

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