Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ほっとする場所

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All Photo by inos

髪を切りながら、愛車MINIの話になるのはいつもの事。近所にある行きつけの床屋さんでは、私より少し年上の ”お姉さん” が私の担当で、そのお父さんは昔ワーゲンビートルのカブリオレに乗っていて、私と同じようにボディーカバーを大事に掛けていたと言う。カバーを掛ける作業をいつも手伝わされていたお姉さんは人事でもなさそうに、興味は無いながら私の車話に乗ってくれる。

いつもそんな調子だから、私がこれまで何台も車を乗り換えてきた事も、今のMINIはオールペンで白く塗った事も、洗車してからでなければカバーを掛けない事も、雨の日は乗らない事も、11月には浜名湖のミーティングに行っている事も、燃料計が壊れている事も、ETCを付けたもののろくに高速には乗らない事も...もしかしたら私の実の家族より良く知っているかもしれない。

それでもまだ、”不便な車の面白さ” は理解してもらえない...。なにしろお姉さん、その昔自分の車を洗うのに、台所用クレンザー(かねよん)でボディー全体を擦ったらしいから、男のロマン!には少し距離があるのかも...。いつもそんな話で盛り上がる。

勿論車の事だけではなく、私が飼っている海水魚の事も良く知っているし、水換えには近所のスーパーまでR.O.水をくみに行く事も知っている。最近では私のトレンクルを見て 「うちのママチャリ使って良いよ」 とさえ言ってくれる。東京は隣近所の交流が少ないと言うけれど、私はいつもの床屋さんには色々とお世話になっています。

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