Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

どんな電波も逃さず使えたら

By
All Photo by inos

スマートフォンを使っていて、尚且つタブレット端末も欲しい...なんて事になると、次にぶち当たるのは通信手段の確保。

スマートフォンを持っている時点で3G回線を使用するための基本料と通信料を払っている人が殆どですから、そこにタブレット端末を追加購入となればそちらの通信料はなるべく抑えたいと思うのが普通です。そこでWi-Fi専用モデルが現実的な選択になってくるわけですね。しかしこのWi-Fi、今や街を歩けば多い時で10ヶ所程度がアクセスポイントとして見つけられるにも関わらず、実際に利用出来るサービスは1ヶ所か2ヶ所程度です。そこには各通信会社の壁がありますから、契約しているものしか接続出来ないわけですね。実に勿体無い話です。

携帯電話が進化することでたどり着いたスマートフォンと違い、タブレット端末は電話目的の道具ではありませんから、購入時に必ずしも3G回線の契約をするという意識は薄いですし、それでいてオンラインに繋がっていなければCloudを始めとする各種サービスが利用出来ませんから、私の目にはまだ少し発展途上のデバイスのように映ります。勿論、Bluetooth等を利用した通信や、Localデータのみで成立する処理であればもはや完成の域まで来ているとは思います。

どうでしょう、この先に望むネットワークの在り方を考えてみるというのは。GPS測位のように通信端末の数やデータ量に関わらず空さえ見えれば通信が出来るとか、街に飛び交うWi-Fiは通信業者を問わず誰でも利用出来、尚且つダイバーシティアンテナのように同時に2つ以上の電波を受信する仕組みで移動しながらでもWi-Fiが途切れないとか、デパートや商店街の有線放送が聞こえる場所なら必ずWi-Fiが入るとか、電車の線路がWi-Fiアンテナになっているとか...。

これだけの情報化社会となれば電波の使用権で商売を考えるのは当然でしょうが、本当の情報化とは、使える人に制限を掛ける事ではなく、使える人を増やす事のように思うのです。

いえね、こんな事を考えるからにはもうすぐ発売のiPadが欲しいわけでして...。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)