Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ドットが見えないようなディスプレイが欲しい

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All Photo by inos

当Blogをご覧頂いている方々のディスプレイ解像度の横幅は1280〜1440ピクセル程度が一番多いようです。2年ほど前であれば1024×768を使用している方が多かったのですが、さすがに近年は高解像度化の波が押し寄せていますからご家庭用パソコンの標準的解像度も上昇傾向です。

映像を扱うような仕事をされる方はなるべく高解像度のモニターを使用しデスクトップを広々と使いたいという傾向が強いですが、一方で、高解像度モニターを使用することでフォントやアイコン、各アプリケーションのメニューが小さくなりすぎて見づらくなるという懸念もあります。

ですが、これを常識として捉えてしまうと、「高解像度モニター = 大きいもの」という答えにたどり着き、「それっておかしくない?」という疑問が生まれます。なぜなら先日発売された新しいiPadは10インチという小さなディスプレイにも関わらず1024×768の約4倍もの解像度を持っています。iPadって文字が小さくて読めないよね?という話は聞いたこともありませんし、むしろ読みやすいです。

つまり何が言いたいかと申しますと、今後ますます高解像度化が進むにつれ、OSやアプリの開発はそういった幅広いモニター環境に柔軟に対応していく必要があるということです。きっとAppleさんはiPhoneやiPadだけでなく今後はMacシリーズにも高解像度ディスプレイを投入してくるでしょうし、他のメーカーも近いことは考えているでしょう。高額なパソコンディスプレイよりiPadのほうが性能が良い…なんてことがまかり通っていたら、iPadをパソコンディスプレイ代わりに使う人も出てくるでしょう。

アイコンやフォントが小さく見づらくなるのなら初めから大きなビットマップで作っておけば良いわけで、当然今後のスタンダードかと。「高解像度 = 小さくなる」ではなく「高解像度 = 奇麗になる」、ことディスプレイに関してはこうあるべきでしょう。

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