もう60年も前の製品だというのに、最先端の技術から生まれる現代のレンズにはないオーラを感じます。どこかの博物館のショーケースに「世界にたった一本の...」なんて説明を付けて展示してあってもおかしくないような美しさです。
レンズですから見た目より写りが大事なのは当然ですが、今風に言えばオールドレンズらしい、言い方を変えれば ”決して優等生では無い” 写りをします。もっとも、フィルムカメラでしか使った事がありませんから見慣れたデジタルと組み合わせたらどんな結果になるのかが楽しみだったりします。
欲しくなるのです。Leica M-Mountに対応したデジタルボディが...。(このレンズはL-MountですがL-MアダプターでM-Mount化できますからね)