テレビを見ていたら「眠れる才能テスト」なる番組が放送されていて、絶対音感があるかとか、コピーライターのセンスがあるかとか、なかなか面白かったです。才能というのは多くの知識を持っていれば成立するというものではありませんから、何問正解するかよりも、どういったジャンルが得意かという方向性が重要なのでしょうね。

物事を別の言葉に置き換える事で、それを相手に伝えやすくすると同時に、相手の想像力を借りてより大きなイメージへと広げる比喩的表現は、歌手のMISIAさんの歌詞などを聴いているととても勉強になりますね。私の好きな「眠れぬ夜は君のせい」という曲の中には「窓の外に目を向けた　月が微笑んでいた」というフレーズがあり、それが2コーラス目になると「月が震えていた」に変わっていて、心境という ”形にし難いもの” を見事に言い表していると感じます。

久しぶりに真剣に歌詞を聴く夜になりました。