Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

Japan MINI DAY in 筑波 2012 (1)

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All Photo by inos

  

例年では11月の浜名湖ミーティングのみ参加の私ですが、今年は筑波サーキットで行われたJapan MINI DAY in 筑波にも参加です。ロードスターに乗っていた頃は何度も通ったサーキットでもここ数年はご無沙汰、それに、なにぶんゴールデンウィーク中のイベントですから現地までの移動時間が読めず朝5時には自宅を出発したところ、想像以上に順調に流れて逆に早く到着してしまい時間を潰すのに苦労したくらいです。寝ずに付き合ってくれた友人に感謝です。

  

秋に浜名湖で開催される同イベントは主にフリーマーケットやちょっとしたアトラクションが中心ですが、ここ筑波で開催されるイベントはイケイケの本気走りです。一般オーナーからショップデモカーまでがカリカリチューンで走ります。上の写真Super Canticは、私が1世代前のMINIに乗っていた頃にお世話になっていたショップのレースカーで、雑誌等でも良く見かけますし、実際今日も決勝レースではドラマを作ってくれました。

MINIにリアディフューザーを付けているクルマは少ないのですが、この車両は何やら本格的なパーツが装着されています。MINIのボディ形状は今時の車に比べるとエアロダイナミクスの面で有利とは言えませんが、このディフューザーがどの程度効果があるのか興味があります。見た目だけでもカッコイイですが、勿論公道走行不可です。

    

どのチームもクオリファイの結果から、日中の気温の変化などに柔軟に対応するため調整を怠りません。小さな車を沢山の大人が取り囲んでいる様はなんだか文化祭のようでとても楽しげです。私もこういう一体感大好きですね。一見フルカーボンのようなMINIがいたり、専門学校のMINIがいたり、とにかくバラエティー豊かで見ていて飽きません。

  

レースはプラクティスやクオリファイも含め朝から立て続けに行われているのですが、やはり一番の注目はチューニングカーの部、決勝。F1同様にまずは1周のフォーメーションラップを行った後、グリッドからスタートとなりますが、そのフォーメーションラップでボンネットが飛んでしまった車が1台。フロントローに位置していたSuper Canticです。ピット最後尾スタートとなったためポジション的には22位ということになりますが、そこからの追い上げが凄かった。毎周約2台ずつを追い抜き、結果としてはトップチェッカー。最後尾から優勝って凄いミラクルですね。寝不足でぼんやりし始めた午後に良い刺激になりました。

  

MINIのイベントと言えば恒例のフリーマーケット。会場に着くなり一番始めに足を運ぶ場所です。掘り出し物はあっという間に売れてしまいますからね。今年目について気になったのはVALTAN製サイド出しマフラー。私が愛用しているセンターマフラーのサイド出しバージョンです。性能的には大きな差は無いようですが、サイド出しのほうが多少トルクフルだとか。逆に言うとセンター出しは抜けが良過ぎてトルクが細くなるという事ですが。

これがなんと新品同様で1万3千円〜1万5千円。激安です! センターよりサイドのほうが大人っぽくて好きな私は、その場で立ち尽くしてしばし悩みましたが一旦は踏みとどまり別のショップに足を運びました。勿論、再び戻った時には売り切れ。皆考える事は同じですね。これで良かったような名残惜しいような。

もう一つ注目したのはHONDA V-Tec搭載用サブフレーム。K20Aと書かれていますからMINIの1,300ccをV-Tec 2,000ccに載せ換えるためのフレームですね。世の中にはMINIにツインカムエンジンを搭載しているマニアックなオーナーさんも少なくないようですが、それ用のサブフレームは始めてみました。私に若さとお金があったら現実的なパーツに映ったかもしれません。

さて、イベントの見どころは1日だけでは紹介し切れませんので明日も続きます。

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