Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

カーオディオの使い勝手はまずまず

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All Photo by inos

少し前にジムニー用のカーナビを検討中!みたいなネタを書きましたが、最終的に純正オプションのパイオニア製ディスプレイオーディオに落ち着きました。一般的なカーナビの半額以下で装着でき、ナビではないもののApple CarPlayが使えますからスマホのナビがそのまま車に搭載された感じで使えます。

「ヘイSiri、自宅まで案内して!」...独り言のように車に話しかければ目的地までルート案内してくれるというナイトライダーみたいなジムニー。こういう時代なんですね。

DVD/CDプレーヤーも内蔵されていますが使う機会は少なそうですね。だってスマートフォンが繋がっていればそれを音源に再生できますし、Bluetoothで外部デバイスとペアリングなんてのは当然の機能なわけで。わざわざ12cmのお皿を車内に積み込んで持ち歩く...ないない。

うっかりしていたのですが、この再生機にはSDカードスロットが搭載されておりませんでした。そんなの当然ついているものと思っておりましたもので。まあスマホがあれば無用の長物ではありますが、スマホを自宅に忘れたような場合にもお気に入りの曲くらいはSDカードに突っ込んでおけると考えていたんですが...。USBメモリー? 対応してますがスマホ接続ポートと兼用ですから未使用時メモリー置き場が定まらずパス。まあSDは無くてもいっか。というのが落とし所。

このプレーヤー、実機にて最初に確認したのはスマホ連携であるのは間違いないですが、次にチェックしたのはサウンド設定のイコライザー調整が本体再生とCarPlay再生の両方に共通して働くかの確認。例えばラジオとCD再生にはプレーヤーのEQが聞くけれど、CarPlayの音質設定はスマホ側で調整!とかだと、ちょっと面倒なわけです。癖のあるスピーカーと組み合わせた場合にその補正はトータル出力で一元管理したいわけで、再生するソースによってそれが分かれているとデバイスやアプリごとに設定しないといけなくなりますからね。

で、チェックの結果、EQは再生装置の出力段でトータルに反映することが確認できました。CarPlayの裏でラジオを聴いても二つの音源には共通のEQが適用されるというわけです。これにて導入するスピーカーユニットの選定に自由度が出そうです。

エアコン調整3連つまみの下にプレーヤーからのUSBポートを立ち上げてもらっています。純正オプションでこの設定がありますから納車時点でここにスマートフォンを接続すれば即オーディオがナビに早変わり!というわけです。実に美しい接続環境。

Androidなら多くの場合USB-Cケーブルを、iPhoneならLightningケーブルをここに差し込むだけというわけです。そう、そこで問題になってくるのは使用するケーブルの長さ。ポート下にある小物入れにスマホを置く前提であればケーブル長は15cmもあれば十分ですが、CarPlayが使えるから全くスマホに触れないかというとそうじゃない。CarPlayに対応しているのは主に音楽アプリや地図アプリの類で、それ以外のアプリを使う場合は普段通りスマホ本体を操作します。

ということはこのポートから運転席もしくは助手席の手元あたりまで届くケーブルが必要ということになります。長さにして80cm〜1mくらいでしょうか。想像してみてください、USBポートまでは非常に綺麗にまとまっているのに、そこから常に1mものケーブルが常時接続される様を! ポート下の小物入れにスマホを入れている時さえもケーブルは1m。

私はそういうのは我慢ならんので、事前に準備してあったこの赤い ”形状記憶ケーブル” を組み合わせています。最大で80cmまで伸ばすことができるのでシートに座ったまま普段通りスマホの操作ができ、不要な時はスマホを小物入れに置けばケーブルは自然にシュルシュルっと丸まって邪魔にならない。なかなかの便利グッズです。ただこのケーブルが日本国内だともうどこにも売っていないようで、Amazonでも1〜2ヶ月配送になっています。実は赤いケーブルを購入した理由もそこにあり、本来は黒やグレーを選びたかったところ在庫はこの赤1本しかなかったという...。まあ現段階では良しとしますか。

スマホはこの小物入れに放り込んでおけば十分GPS測位が可能です。私はダッシュボード周辺にスマホを常時マウントしたくない派(だからCarPlayを選んだ)なので、ここが定位置です。

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