昨日と一昨日の日記に掲載したJapan MINI Dayの写真は、SIGMA DP2xとRICOH R8の2台で撮影しています。

光線具合や地明かりといった条件さえ揃えばDP2xの画質は素晴らしいの一言ですが、40mm（35mm換算）の単焦点レンズですからサーキットのように自由に被写体に近づけない状況でぐーんと寄って撮りたいケースではRICOH R8の高倍率ズームが必要になるというわけです。でも、流石に4年も使ってきたR8では十字操作を行うジョイスティックが一部反応しなくなっていたり、電源の入り切りを激しく行うと挙動がおかしくなったりして、先は長くなさそうな予感がします。それに、今や1/2.3〜1/2.5程度の小さなイメージセンサーではダイナミックレンジが狭く、ピーカンの空の下では白飛びが激しいです。

でもだからと言って私がデジタル一眼レフカメラに手を伸ばさない理由．．．それは絶対的な大きさにあるわけでして、 乱暴な言い方をしてしまえば「持ち歩けないカメラに意味はない」という結論です。しかし今回のようなイベントに参加する度ちょっとした疑問が湧いているのも事実で、いくらコンパクトとは言えカメラ2台は、それはそれで持ち歩くのが大変だなと．．．。

私は写真を趣味としていますから、これまで何台ものカメラを購入してきましたし、これからもそれは変らないと思いますが、近頃思うのは用途によって使い分けが必要だという事。今までの私のポリシーは、お気に入りの1台があると他が疎かになるという考えのもと、常にメインは1台でしたが、やはり趣味と実用を兼ねるのは厳しい時もありますね。

それがRICOH GXRだったりしたら、その殆どをカバー出来るのでしょうけれど。あれは良いカメラですね。50mmマクロの写りは最高ですし、ズームが欲しければ焦点距離と明るさとイメージセンサーのサイズがチョイス出来る。それにライカM-Mountのレンズアダプターで他社レンズがチョイス可能。これだけ条件が揃っていてなぜ私が買わないんでしょう。