Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

大切なのはデータよりも考え方?

, …
By
All Photo by inos

データ保存の安全性などと言うと少し大げさかもしれませんが、パソコンの性能と記憶メディアの大容量化に伴い、万一の時には失うものも大きい...という事を認識しておかなければなりません。というお話です。

Instagramアプリを使用して写真を撮っているような人なら、昨日のサーバーダウンに気づいたことと思います。SNS系のアプリケーションでサーバーがダウンしてしまうと、復旧するまではクライアントは手も足も出なくなってしまいますから考えものです。ダウンしている間はせめてローカル運用だけでも出来て、復旧後に同期でも出来れば良いのでしょうが、それはアプリケーションの作り次第ということになります。

今のところ私はiPhoneのカメラ機能をメインには使っていませんから、Instagaramにアクセスが出来なかったからといって死活問題になるような事はありませんが、仮にこれが写真ではなく重要なデータをDropboxのようなオンラインストレージを積極的に利用して保存していたとして、ローカルにデータが残っていなかったら、少なくともサーバー復旧までは待ちぼうけという結果だったでしょう。クライアント端末がパソコンならまだしも、スマートフォン等のモバイル端末ではローカルにファイルを保存しているケースは少なく、Cloudに都度アクセスする運用が当たり前ですから、時間に追われるような仕事をしていて不測の事態に陥ったら結構辛いものがあるかもしれません。

同様のケースは社内や家庭内ネットワークにNASを置いてデータ共有しているような場合においても起きうる事ですが、ある程度アクセス頻度やトラフィックが予想できるローカルエリアネットワークに比べ、Cloudは何かの拍子に急激にアクセスが集中したりして反応がなくなるケースもありますから、データのローカライズについてより意識を高める必要があります。

MACのTimemachineのように、ある一定期間で自動的に全てのファイルのバックアップを取ってくれたり、Cloudとクライアント端末間で定期的に同期を取る仕組みが今後のOSでは標準化されるべきだと思います。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)