Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

日常に何を見る、写真に何を思う

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All Photo by inos

写真というものの役割が、そこに行けなかった人に同じ景色を見せてあげたいとか、自分しか気付けなかったモノの見方を人に教えてあげたいとか、持って帰れない思い出をせめて形として残しておきたいとかいう事だとしたら、なるほど海外旅行の写真がどれも見栄がするのは自然なのかもしれません。

”各々の価値観でモノを捉える事” を主張してきたロバートフランクという写真家の考え方は、嘗てカメラが気軽に外に持ち出せなかった時代背景を考えれば説得力がありますが、現代のように誰でもカメラを持ち歩いている日々の中に写真の役割を探そうとすると、なかなかどうして、海外撮影のような存在感を身近に見出すのは難しく感じます。

カメラが進化したら写真は難しくなった...。私が思う現代の写真事情です。

※ 2009 ラスベガス

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